W杯ロシア大会に向けて｜ドイツ大使館 − Young Germany Japan

©German Embassy Tokyo

W杯ロシア大会に向けて

2016年9月5日

今週は代表戦の為、男子ブンデスリーガはお休み。

W杯ブラジル大会でドイツ代表が悲願の4度目の優勝後、代表キャプテンのラーム選手、エースストライカーのクローゼ選手、そして鉄壁の守備メルテザッカー選手が代表を引退。

昨年はノイアー選手と共に代表ゴールを守ってきたヴァイデンフェラー選手とツィーラー選手がそのポジションを若手のレノ選手とテア・シュテーゲン選手に譲る。

そしてEMを終えた今年、ラーム選手からキャプテンの大役を任されたシュヴァインシュタイガーとポドルスキ選手が代表引退を発表。
2人の人気者が代表を去ることにファンはとても寂しいけど、シュヴァインシュタイガー選手に至っては、ここ最近はケガとの戦い続き。
嗚呼、W杯決勝で流血しながら魂のプレーをしていた光景が忘れられない・・・

©@DFB_Team_EN

現地時間8月31日、メンヒェングラードバッハの本拠地ボルシア・パルクにフィンランド代表を迎えての親善試合はシュヴァインシュタイガー選手の引退試合。
本来ならばポドルスキ選手も共に引退の花道を飾るはずだったのだけどケガで出場できず、レーヴ監督はこの貢献度、人気度ナンバーワンの選手の為に相応しい舞台が用意されることを示唆。

キャプテンマークを巻いたシュヴァインシュタイガー選手は先発して後半68分に交代してピッチを去る。
試合は55分にリオ五輪で大活躍のマイヤー選手が先制弾、77分にはエジル選手が追加点と、いずれもゲッツェ選手のパスから生まれる！

ファンからも選手からも愛されたシュヴァイニー！
代表キャプテン、本当にお疲れさまでした。

©@DFB_Team_EN

そして昨日9月4日、ドイツ代表はW杯ロシア大会出場をかけたヨーロッパ予選の初戦を戦う。
前大会チャンピオンのドイツ代表だけど、昔あった「優勝国の予選免除」は無くなり、他国同様予選からスタート。
ヨーロッパ予選は開催国のロシアを除く全54ヵ国が、6ヵ国ずつ9つのグループに分かれて戦い、それぞれのグループ1位が大会出場権獲得。
そして各グループ2位の上位8ヵ国が2ヵ国ずつ4グループに分かれてプレーオフを戦い、勝者が大会出場権獲得。
つまりヨーロッパからはロシアを含め14ヵ国がW杯に出場することになり、各大陸予選を勝ち上がった国を合わせて32カ国がW杯に出場するんだ⚽

とはいうものの、1グループ6ヵ国、総当たりでホームアンドアウェイ。
これからまだまだ先が長〜い・・・

ドイツ代表（2）はグループC。
チェコ代表（20）、北アイルランド代表（37）、ノルウェー代表（67）、アゼルバイジャン代表（108）、サンマリノ代表（192）と一緒。（カッコ内の数字は2015年7月のFIFAランキング）

ノルウェーはオスロに乗り込んだドイツ代表。
シュヴァインシュタイガー選手からキャプテンマークを譲り受けたのはGKノイアー選手。