ドキドキ、バタバタ、あっぷあっぷ
ドイツ総領事館に居候しているリョウちゃんからメールが届いたよ♪
今日の話題は・・・=^_^=
「今日のキャットフードはカリっとして美味しいねぇ。」
って言うと、クラウスくんに「カリッ」ってどういう意味?って「ニヤニヤ」した顔で聞かれたニャン。
「ギョ」ってした顔をしてると、「フフン」とした顔でこちらを見てる・・・
「日本語の擬音語・擬態語って難しい!」
ってクラウスくんが言ったときに、「そんなことないよ、便利だよ」って教えてあげたら、ヨハネスくんまで
「じゃ、『パサパサ』と『カリカリ』ってどう使い分けるの?『カリカリ』はカラッとしたTrocken(英語のdry)なイメージで、『パサパサ』もTrockenっていう意味なんでしょ?」って。
いつも普通に使っている擬態語・擬音語だけど、日本語ほど種類が多いのは他の言語にはあまりないみたいで、もちろんドイツ語にもあまりない。
そんな言葉をドイツ語で説明するのは一苦労。
「カリカリ」はknusperig(英語のcrisp)で、「パサパサ」は本来は水分を含んでいたほうがいいものがTrockenな状態?
たとえば、お肉がパサパサ、髪がパサパサかな・・・?
何か自信無くモゴモゴ説明してたら、天から『オノマトペ和独小辞典』が降ってきた!
どれどれこの本によると・・・
さっきの説明は間違ってなかったみたいで、一安心。
やっぱり、この擬態語・擬音語の説明はみんな苦労しているみたいで、この本を書いた著者の根本先生もやっぱり同じような思いをして、もやもやとした気分を経験したことがこの本を書くきっかけになったんだって。
もちろん、この本は立派な和独辞典なんだけど、読んでるだけでも面白い。
例えば、「ぴちぴち」っていう項目では、「frisch(はつらつとした)、lebendig(生き生きとした)、lebhaft(活気のある)・・・」ってそれぞれの説明が書いてあって「なるほどぉ」と納得。
領事館の翻訳担当の人に見せたら、
「面白い!」
「へぇ、こんな表現もあるんだ!」
だって。
これからは、クラウスくんやヨハネスくんに聞かれても「楽々と(mühelos)」説明できそうだニャン。
(15. März 2016)
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