あれから5年・・・
東日本大震災から5年の今日は、5年前と同じ金曜日。
東日本大震災が起きた2011年は日本とドイツにとって記念の年。
1861年に江戸幕府と当時のプロイセンが修好通商条約を結んで150年目ということで、「日独交流150周年」と銘打ち多くの記念イベントが企画されたんだ。
前の年の2010年10月にドイツ学園でオープニングイベント(⇒「パーティータイム!」)、翌年1月24日、当時条約が締結された日に合わせて、皇太子殿下をお迎えして記念式典が開かれ華々しく記念の年がスタートしたんだ。
そんな矢先に起きた東日本大震災。
お祝いムードは一転、大使館は機能を大阪の総領事館に移して一時的にまさかの閉鎖(⇒「国旗貢納」)。
それでも4月に入って当時のヴェスターヴェレ外務大臣が来日(⇒「外務大臣がやってきた!」)、11日には再びドイツ国旗が南麻布の地に掲げられたんだ(⇒「ドイツ鷲再び」)。
そしてドイツ大使館は「日独交流150周年」を引き続き継続し、併せて日本の「復興」を応援することを決めたんだ。
10月には当時のヴルフ大統領が来日、有栖川公園で行われたドイツフェスティバルで皇太子殿下と一緒に「日独友好のボダイジュ」を植樹したんだ。
あれから5年、弱々しかったボダイジュは今では細い枝が囲いのネットを突き抜ける高さにまで成長。
5年という歳月の長さを実感すると共に、時の流れに対するもどかしさも感じてしまう。
これからもずっと思っていく・・・
「Thinking of you!」=^_^=
(11. März 2016)
「ドイツ大使館ネコのきまぐれブログ・アーカイブ」 ⇒ http://nekoblog-yg-japan-archive.blogspot.jp