Skoda Velotour 2024を観戦
Skoda Velotourとは
別名Radklassikerと言って、1962年から毎年五月一日のメーデーに開催される自転車レースです。2024年は一般参加で、10000人を超える参加者が登録し、2023年に続き、参加者数は最高記録になりました。
一般参加は登録費用さえ払えば誰でも参加可能で、コースも40km、90km、120kmと、登録時に自分に合った距離を選ぶことができます.
プロの部では、去年に引き続き日本人の新城選手がバーレーンチームから出場されました。
去年も観戦したので、その様子は以下で記事にしています。
https://young-germany.jp/2023/06/%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%90%e3%82%a4%e3%82%af%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%80%80eschborn-frankfurt%e3%82%92%e8%a6%b3%e6%88%a6%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%8d%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%82/
コース
コースはスタート地点のフランクフルトの隣町で、企業のオフィスが多数あるEschbornから。次にフランクフルトの市内をぐるっと回ってお披露目をします。
そこからフランクフルトから北に少し行ったOberurselに向かい、フランクフルト民のハイキングのメッカ、Feldbergの山を800m登ります。
Eppstein-Schwalbach-Sulzbach-Kronberg-Königsteinとタウヌス地域の街を駆け抜けて、最後はまたフランクフルトに戻ってゴールです。
各町には地元の方々が応援に駆けつけており、年に一度の大きな自転車イベントを盛り上げてくれています。
ドイツ人は自転車が大好きなので、応援にもかなり熱が入っていました。
レース当日の雰囲気
レース当日は交通規制が入り、一般車はコースには入れません。いつも交通量が多いフランクフルトもこの日ばかりは車が全く走っておらず、珍しい景色が写真に収められました。
マイン川の橋と、旧領事館があった前の通り。
ここはいつも車でいっぱいなのですが、今日は全く車がいません。
自転車で来たのですが、車がいないとこんなに走りやすいのかと感動しました。
メッセ前の現日本領事館付近もこんなに閑散として居ます。
大きなカーブの前には沢山の観客が待機していて、プロの集団を待っている光景があちこちに見えました。
レーススタート
フランクフルトに着いたのが昼12時か13時ごろ。丁度いいタイミングでEschbornからレースがスタートしたので、このまま応援のため待機することに、YouTubeでライブ配信を見ながら今か今かとカメラをスタンバイさせます。
警察車両やレースのオフィシャルの車が人払いをするために先行して現れて、しばらくすると先頭集団がきます。
この時コースに入ってる人はスピーカーで怒鳴られていました。
その次に大きな2番目の集団、ここに新城選手がいると勝手に当たりをつけて、日本語で「新城ーーー」と叫んでみました。
自転車とは思えない凄いスピードで、ブンブンと強者の音をさせながらあっという間に通り過ぎていきました。
ゴールの予定時刻まではまだかなり時間が空くので、その辺の出店などを少しみて帰宅しました。
レース結果はゴール直前の集団スプリントを制したマキシム・ファン・ギルス選手が優勝。
アマチュアの部ではFeldbergの下りコースで事故が多発したようで、“救急車が多かった“と
参加した友人が興奮していました。
ドイツ人は下りでも凄いスピードを出します。
『これが俺の最高速だ!』とぶっ飛ばしてても横からぶーーーんと抜かれます。
高速道路がスピード無制限なのも少しは関係していると思っています。
来年は出場してもっと面白い記事にできたらと思っています。