レヴァークーゼン国内戦無敗とミラクルボーフム残留
5月22日にアイルランドのダブリンで行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝でレヴァークーゼンはイタリアのアタランタBCと対戦し残念ながら連続無敗記録が途絶え準優勝。
そして5月25日にベルリンで行われたDFBポカール決勝では、2部のカイザースラウテルンを接戦の末0対1で破ったレヴァークーゼンが見事優勝。国内戦無敗で見事2冠達成!
ブンデスリーガ1部に残留か昇格かを争う入替戦。1部16位浅野選手所属のボーフムと田中選手、内野選手、アペルカンプ選手の日本人トリオが所属する2部3位デュッセルドルフがホーム・アンド・アウェーで激突。
5月23日に行われた初戦はボーフムでキックオフ。試合は13分にボーフムのオウンゴールでデュッセルドルフが先制すると、後半にも得点を重ねアウェーのデュッセルドルフが0対3で快勝。ボーフムの浅野選手は先発して62分に交代。デュッセルドルフの田中選手は先発フル出場、アペルカンプ選手と内野選手は87分から出場。
そして5月27日にデュッセルドルフで行われた第2戦、初戦を大差で勝利しリーグ戦後半戦を破竹の勢いで勝ち進み、おまけに試合会場がホームとあって誰もがデュッセルドルフの1部昇格を確信。1部での終盤33節と34節に続き入替戦初戦も大量失点で敗れているボーフムには、浅野選手の起用法に個(人)猫的に疑問を感じこれから起きる奇跡を全く予想できなかった・・・
試合は序盤からの2枚のイエローカードでボーフムの必死さが伝わる。そして18分にボーフムが先制し奇跡のドラマが開幕。後半に入り59分にボーフムは浅野選手を投入。すると66分、70分にボーフムが立て続けに得点し遂に2試合合計で両者が並ぶ!デュッセルドルフは75分に先発していた田中選手を下げ、83分には内野選手を投入。前後半を終え試合は遂に延長戦に突入するも決着がつかずPK戦へ。
ボーフム先行で始まったPK戦は1人目ボーフム(B)成功、デュッセルドルフ(D)失敗 B 1-0 D
2人目ボーフム、デュッセルドルフ共に成功 B 2-1 D
3人目ボーフム失敗、デュッセルドルフ成功 B 2-2 D
4人目ボーフム浅野選手成功!デュッセルドルフ成功 B 3-3 D
5人目ボーフム、デュッセルドルフ共に成功 B 4-4 D
6人目ボーフム、デュッセルドルフ共に成功 B 5-5 D
7人目ボーフム成功、デュッセルドルフ内野選手がポストの左上を狙い右足で蹴ったボールは無常にもポストの枠を外れる・・・ B 6-5 D
ボーフムは1部残留決定。デュッセルドルフのアペルカンプ選手は出番無し。
今季のドイツ国内リーグはこれでおしまい。今季もとってもエキサイティングだった!
さぁ、いよいよ来月6月14日からはドイツ各地で開催されるユーロ(EURO2024)UEFA欧州選手権⚽
まだまだドイツサッカーから目が離せませんニャ=^_^=
(28. Mai 2024)
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