ドイツで冬にロードバイクに乗る人乗らない人、冬の保管方々、今年のまとめ
ドイツでの冬の自転車環境
冬のドイツは寒いし道も凍ってしまい、危ないのでロードバイクを乗る環境とはいえません。
それでも乗ってる人は多いですが、、、、
ほとんどの人は冬はスキーをしたりして自転車はシーズンオフな感じになってます。
前述したように、道が凍ってしまうので、非常に危険です。
それでも通勤などで乗る人ももちろんいます。
私はそれでも乗る人です。
今回は以下『冬でも乗る人』『乗らずに保管する人』『外で乗るのは嫌だけど乗りたい人』の3種類に分けて解説してみました。
冬でも乗る人
私みたいな冬でも乗る人は、冬の備えが必須です。
泥除けはもちろんのこと、防寒着も必須です。
乗る場所も、道を乗る場合は凍ってる箇所があるので、除雪車が通って凍結防止の塩が撒いてある道を選んでください。
バスが通るような道は撒いてあると考えていいです。
タイヤも冬用のスパイク付きのタイヤに変えてみたり、太めのブロック付きのタイヤに交換しておかないと、アイスバーンを踏んだ瞬間、一瞬で落車します。
冬の寒いときに落車すると、めちゃくちゃ痛いです😭
乗った後も、除雪剤の効果で自転車が錆びやすくなるので、こまめに洗浄する必要があります。
ドイツの冬はズーーっと雨か雪が降って濡れてる状態なので、乗れば必ず汚れるのは覚悟しておきましょうw
高級自転車を落車や除雪材でダメにする可能性があるので、冬用の自転車を準備してる人もいます。
ロードバイクの保管
乗らないと決めた人はロードバイクを保管することになります。寒いドイツでの冬のロードバイクの保管方法について書いていきます。
ロードバイクの冬期保管について、以下にいくつかまとめてみました。
- ギア位置:保管時にフロント側をインナー、リア側をトップにしておけば、シフトワイヤーやディレイラースプリングのテンションが解放されて一番良い状態といえます。
- 清掃:フレームや各部品の汚れを落とし、その後乾いた布などで乾拭きしてください。その後、ワックス成分のあるケミカルでコーティングすると汚れが付きにくくなります。
- チェーンと変速機:チェーンも洗浄して注油をしておいてください。
- 変速はインナーxトップ(前も後も小さいギヤ)にすると、変速機のバネの寿命を延ばすことができます。
- 保管中は空気が完全に抜けてタイヤがつぶれてぺちゃんこにならないように気を付けましょう。メンテナンススタンドなどでタイヤが接地しないように、浮かせるのがベストです。
- 室内保管:盗難防止には室内保管が理想ですが、地下室の場合は、盗難に遭う可能性があるので、鍵をかけておくことを勧めます、また、GPSをつけておくと、もし盗難にあった場合も見つけることができます。
- 保管方法:床置きタイプ、フックスタンドタイプ、縦置きタイプ、壁掛けタイプなど、さまざまな方法があります。
これらの手順を守ることで、ロードバイクを冬期間中も適切に保管し、その性能を維持することが可能です。また、定期的なメンテナンスも忘れずに行いましょう。
外で乗るのは嫌だけど自転車に乗りたい人
ZwiftやRouvy等、インドアサイクリングのアプリがあるので、室内で自転車を漕ぐことになります。
初期投資はかかります。
しかし買ってはみたものの、飽きて売ってしまう人もたくさんいるので、中古で安く手に入れることができます。
私も一時期トライしてみましたが、引っ越しして家に場所がなくなったので手放しました。
ドイツの冬のサイクリングの醍醐味
道が凍るとか寒いとか悪いところばかり紹介しましたが、ドイツに冬のサイクリングの良いところもあります。
それは風が強いってとこ。
風が強いと自転車進まないじゃん!って思うかもしれませんが、追い風にするんです。
向かい風は、電車で輪行でスキップして、綺麗なライン川沿いのサイクリングロードを追い風で帰ってくる。
過去に何度かやったことがありますが、最高でした。
輪行の方法は、以下の記事で紹介してますので気になる方は読んでみてください。
ドイツでの電車DE輪行
凍った池にも自転車で乗り入れています
落ちたらヤバい凍った湖を自転車で縦断してみた[シクロクロス ドイツ]
2023年の冬は2022年に続いて暖冬になりそうで、記事を書いている12月も、フランクフルトでは1度だけ雪が降ったのみで、道もアイスバーンになることもなく雨の日以外は普通にサイクリング出来ています。
このまま暖冬が続くのはサイクリストとしては嬉しいのですが、夏の虫の大量発生や、不作につながるので歓迎すべき事態ではありません。
前の記事でも書いた「今年はスキーデビューしたい」というのも雪がなく、スキーができない状況なので来年に持ち越しになりそうです。
2023年の活動まとめ
2023年の自転車 活動についてまとめていきます。
5月はフランクフルトのEschbornで行われた『Eschborn Radklassiker』に参加してきました。
6、7月はフランスで開催された『Megavalanche』と『Mountain of Hell』に参加。
8月はニュルブルクリンクで行われた『Rad am Ring24時間耐久レース』に参加。
どれも有名なイベントで、ドイツにいなければ参加が難しいイベントでした。
ドイツには他にもいろんなイベントがあるので、来年は上に上げたイベントはもちろん、他イベントにも積極的に参加していきます。
今年も読んでくださった方ありがとうございました。
淵 貴広
フランクフルト近郊在住。ドイツ歴15年、ドイツで調理師のAusbiuldungをするもなぜか日系企業勤務。
趣味でロードバイクを始めるも物足りなくなりダウンヒルを始める。
かなり自由な性格なので趣味の自転車は性に合っていて、ロードバイクに乗ってもオフロードに行く変態なんです。
YouTubeやウェブサイトも運営しています。
ブログ https://www.worldcycling1.com/
Youtube https://www.youtube.com/channel/UCvFiud7CSm5WiaMnmSxNOTw
Blog : https://www.worldcycling1.com/