子どもと行くドイツのスーパー
こんにちはtomomiです。
インスタグラムではドイツ生活でのささいな出来事や、日常で使うドイツ語をイラストと一緒に紹介しています。
ドイツにはREWE・EDEKA・Aldi・PENNY・realなどの代表的なスーパーがあります。
私は家から徒歩15分ほどのところにあるREWEでよく買い物をします。
今回は息子たち(5歳と3歳)と一緒にスーパーに行った時の様子を、リアルにそしてゆるーくご紹介したいと思います。
もくじ
ドイツのショッピングカート
コストコなどで買い物される方はイメージがつくと思いますが、ドイツのカートもアジア人には大きめ。
少し高さのあるカートを使っているスーパーでは、3歳になりたての次男がカートに乗りたいと言ったとき、158cmの私は高く持ち上げないと乗せることができないのでちょっとした筋トレになります。
足がなかなか入らないときは腕もブルブルです。
そしてたいていのスーパーには子ども用のカートがズラーっと置いてあります。
もちろん一人一台使いたい息子たち。
カートは盗難防止のためにチェーンで繋がっていて、1ユーロなどのコインを入れてチェーンを外して使用します。(使用後返ってきます)
上に描いてある旗には色々な絵柄があって、「ボクはワニがいいー!!!!」と主張する長男を「一番後ろのから使おうね」説得するところから始まります。
それぞれがカートをゲットし、やっと食品売り場へ辿り着くことができます。
店内では息子たちのように、小さな子どもが嬉しそうに子ども用カートを一生懸命押しています。
か、かわいい...。
ただ、それぞれのカートを手に入れた息子たちはご機嫌でさまざまな方向に進んでいくので人にぶつからないように目を光らせておかなければいけません。
ハンドルの付いている車のようなカートもありますが、うちの最寄りのReweにはいつも一台しかありません。
使えたとしても重くて大きいので、曲がりたいときはなかなかの体勢になります。
日本の子ども用カートは兄弟で使えたり、キャラクターのものがあったり、最近はとても進化していて驚きました。
誘惑の少ないドイツのスーパー
去年長男と一時帰国をしました。
長男と日本のスーパー行った時に、初めてガチャをみた彼は目をキラキラに輝かせていました。
「そうか…!日本のお店は誘惑(トラップ)が多いぞ。日本のママやパパは大変だろうな…」と思ったのを覚えています。
ドイツのスーパーにはガチャもなく、日本のスーパーに比べるとキラキラした今流行っているおもちゃ付きのお菓子などが少ないように感じます。
誘惑が少ないというと、ドイツ人の夫が日本に来ている時に「日本のスーパーは音楽や宣伝の音が大きすぎる」と言っていたことがあります。
鮮魚コーナーで「さかなさかなさかな〜♪さかな〜を食べ〜るとお〜♪あたま頭あたま〜♪あたま〜があ〜よっく〜なる〜♪」 と大音量で流れているのを聞いて 「なんだこの曲は…. 」と目を丸くしていました。
スーパーでは、客の販売意欲を高めるためにテンポのいい音楽などを流していると言われていますが、ドイツの店内は静か。
曲などが流れていることもありますが音量も小さめ、お店によってはシーンとしていることも。
大人にとってもドイツのスーパーは誘惑が少なめなのかもしれません。
お肉コーナーでもらえるもの
ドイツのスーパーにはお肉コーナーがあり、直接注文することができます。
子どもを連れてお肉コーナーで注文をすると多くの店員さんがハムを薄く切って子どもに渡してくれます。
お肉コーナーでハムをもらえると知っている長男。
長男「ボクschinken(ハム)欲しい。」
私「今日はお肉買う予定ないから今度ね」
長男「でもボク今日欲しいの!!」
というやりとりを先日お肉コーナーの前でしていると、何かを察した優しい店員さんがハムを渡してくれました。
あの時の店員さんダンケシェーン...。
スーパーのトイレ
子どもとスーパーで買い物をするときに少し注意しなければならないのがトイレ。
これはスーパーに限ったことではなく、ドイツで公共のトイレを見つけることは日本ほど簡単ではありません。
あっても有料のことが多く、そして汚いです。笑
ドイツのスーパーには基本的にトイレがない、もしくはあっても鍵がかかっているのでレジの方やレジ近くにあるパン屋さんの店員さんから鍵をもらわなれけばいけません。
そして多くのスーパーでは入口と出口がしっかりと分かれていて、一度入るとレジを通らないと出ることができません。
子どもが「トイレ行きたい」となった時に、日本のようにじゃあちょっと行こうかといってサッと行くことはできないので大変です。
買い物に時間がかかるときは、買い物前にちゃんと済ませておくか、子どもと行かない方が良いかもしれません。
レジのコンベアーに乗せたい問題
買いたいものをカゴに入れ、やっとレジへ。
ドイツのレジはベルトコンベア式です。
カゴの中のものをベルトコンベアの上に並べていきます。
息子たちはもちろん自分で置きたがるので、落としても大丈夫そうなものを渡しますが、どうしてもグズるときはヨーグルトなども置いてもらうので少しドキドキしながら見守ります。(卵は死守)
一生懸命乗せる姿はかわいいのですが、無駄にスペースをとりすぎているときは直したりと忙しくなります。
レジのお菓子
住んでいる地域にもよると思いますが、レジの店員さんは小さな子どもに優しい方が多いので、微笑みながら息子たちに「ハロー」と言ってくれたり、話しかけてくれます。
さらに運の良いときは小さなアメやキャンディーをくれる店員さんも。
子どもは何かと食べ物をもらうチャンスが多いドイツのスーパー。
お菓子をもらって嬉しそうな息子たちと一緒に、子ども用カートを戻しに行きます。
息子たちとスーパーへ行った時のリアルな様子をお伝えしました。
小さな子どもとの買い物はきっと世界共通でたいへん...。
カートを押す後ろ姿はほほえましいですが、でもやっぱり、スーパーでの買い物は一人で行くのが一番ですね!笑