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【今週のドイツ語】Zu tief ins Glas schauen

【今週のドイツ語】Zu tief ins Glas schauen

今日は金曜日。1週間の仕事を終え、週末を前につい飲みたくなってしまう方も多いかもしれません。でも、ワインでもビールでも日本酒でもなんでも、あまりグラスの中を深く覗くことのないように気をつけてくださいね。

 

Zu tief ins Glas schauen

 ツー ティーフ インス グラース シャウエン

 

zu tief で「深すぎる」(英語のtoo deep)、ins Glas で「グラスの中(へ)」、schauen は「見る」という意味なので、直訳すると「グラスの中を深く覗く」となりますが、これはドイツ語では「深酒をする、飲み過ぎる」という意味の表現です。

世界中の様々な言語で「グラス」は飲酒の比喩として使われているようですが、ドイツでは18世紀ごろから使われており、作家ゲーテも使用した記録が残っています。

由来については、おそらく "jemandem zu tief in die Augen schauen" 、直訳すると「(誰かの)目を深く見つめる」で、「(誰かを)好きになる、(誰かに)恋に落ちる」という意味の表現から派生して生まれたのではないかと考えられています。

 

使い方は、例えば、

„Gestern habe ich wohl zu tief ins Glass geschaut.“ 

「昨日は飲みすぎたかな」

 

ちなみに、schauen(見る)のかわりに、口語的な使い方として  gucken(見る)も使われます。

„Gestern habe ich wohl zu tief ins Glass geguckt. 

 

 

【今週のドイツ語】

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