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かーくん5歳になりました〜ママ達のプレゼント選び〜

かーくん5歳になりました〜ママ達のプレゼント選び〜

こんにちはtomomiです。

インスタグラムではドイツ生活でのささいな出来事や、日常で使うドイツ語をイラストと一緒に紹介しています。

 

先日、長男のかーくんが5歳になりました。
おめでとう!

今年はうちでお誕生日会を開きました。

コロナが落ち着き、お友達をうちに招待して誕生日会をするのは初めて。

同じクラスのお友達や近所のお友達、計5人が来てくれました。

今回はドイツ人のママたちがプレゼントを選んでくれた方法や、誕生日会の様子をご紹介します!

 

もくじ
1. Amazonのほしいものリスト
2. Geburtstagskiste (ゲブーアツタークスキステ)
3. 拍子抜けしたお誕生日会
 

 

Amazonのほしいものリスト

 

今回、ほとんどのママさんがAmazonのほしいものリストからかーくんへのプレゼントを選んでくれました。


 

どのような流れで選んでくれたのかというと…

私が事前にかーくんが欲しいもののリストをAmazonで作っておく。(子どもと一緒に相談しながら作るか、親が予想して作るかはその家庭やこどもの年齢による。)



(メール)

友達のママ「かーくんは誕生日に何が欲しい?」



私「リンクを送るね。もしこの中から選べるものがあったらリストから外すから教えてね。もちろんリストの中から選ばなくても全然いいよ!」と添えてAmazonリンクを送る。



友達のママ「じゃあ私たちはこの忍者レゴにするね!息子もかーくんの誕生日すごく楽しみにしてるわ」



私「ありがとう!」
(忍者レゴをリストから外す)



ラッピングしたものを当日みんなが持って来てくれる

 

 

といった感じでした。

子どもは確実にほしいものがもらえる….

何とも合理的!

サプライズ感は全くないけど、被る心配もないし、あれがいいかなーこれはどうかなー、どれくらいの値段のものがいいんだろうと悩む必要が一切ないので楽といえばラク。

プレゼント選びにこのシステムを使っていることを知った時は「さすがドイツ…合理的…!値段もモノも大公開。」と少し驚きました。

以前かーくんが仲良しの友達の誕生日会に行った時も、同じ流れでその子のママに事前に送ってもらったAmazonリストの中から一つ選び、プレゼントしました。

こんな風にしてドイツの子どもたちは、
誕生日には自分が本当に欲しいおもちゃたちに囲まれます。笑


 

幼稚園で挨拶程度しか話したことのないママさんも、とてもフレンドリーに連絡のやり取りをしてくれてとてもありがたかったです…。

ふうー、ドキドキしたー!!


 

先日お義母さんの友人とかーくんの誕生日の話になりAmazonほしいものリストのことを話すと「へえー!最近はそんなことになってるのねー」と同じように驚いていたので、割と新しい方法なのかなと思います。

もちろん中には、
「コレをプレゼントしようと思ってるんだけどかーくん持ってる?」と聞いてくれて、自分が選んだおもちゃを持たせてくれたママもいました。

 

Geburtstagskiste (ゲブーアツタークスキステ)

 

Geburtstagskiste (ゲブーアツタークスキステ)は、直訳すると「誕生日ボックス」。

 

こちらもドイツの誕生日プレゼントの選び方のひとつで、どうやらこちらの方法を使っている子もいるらしい。

 

Geburtstagskiste (ゲブーアツタークスキステ)とは…

おもちゃ屋さんに入ると、
こどもの名前の書いてあるボックスを沢山見かけることがあります。


 

1、誕生日を迎える子は事前におもちゃ屋さんに行き、お店の人から空の誕生日ボックスを受け取る。

2、自分のほしいものをどんどんその箱の中に入れる。(誕生日ボックスにはその子の名前と誕生日会の日にちなどが記入されます)

3、招待状に「私の誕生日ボックスはここにあります」とおもちゃ屋さんの住所も書いてお友達に渡す。

4、招待されたお友達は記載されたおもちゃ屋さんに行き、その子の箱からプレゼントしたいものを選び、買って帰る。

 

こちらもやっぱり合理的。

 

でも私のように近くにおもちゃ屋さんのない地域に住んでいる人たちは、Geburtstagskiste (ゲブーアツタークスキステ)を利用するのは難しいかなと思います。

 

つまり、AmazonほしいものリストはGeburtstagskiste (ゲブーアツタークスキステ)がオンライン化されただけ。

 

今はみんななんでもオンラインで注文するので、最近はGeburtstagskiste (ゲブーアツタークスキステ)よりAmazonほしいものリストを使う家族の方が増えているのかな?

 

拍子抜けしたお誕生日会

 

私は気合いが入っておりました。

なんてたって長男の初めての友達を招いての誕生日会。

みんなに楽しんでほしい!

デコレーションをしたり、
ケーキを焼いたり、
友達がおうちに持って帰る用のプレゼントを準備したり….


 

退屈したときのために、ゲームもいくつか考えていました。

前に参加した友達の誕生日会のように、
きっとみんなテンションが上がって走り回ったり踊ったりカオスになるんだろうな。フフフ。

 

開始時刻の14時、みんながうちにやってきました。

 

集合写真を撮って、ケーキやワッフルを食べて、さあ遊ぶ時間!!

 

・・・・・

 

・・・・・・・・

 

なんでこんなに静か!?

思ってたんと違う!!笑

 

かーくんと友達数人はプレゼントのレゴを組み立てるのに夢中。

Sちゃんはずっと子ども部屋に行ったきり帰ってこないので覗いてみると、真剣にかーくんの絵本を読んでいました。

Eくんも同じく子ども部屋にあるおもちゃで遊びながら完全に自分の世界に入っている様子。

全然いいんだけど….みんなが楽しんでるなら….

予想外の状況に私も夫も逆にソワソワしてしまいました。笑


 

「みんなー!ゲームやるよー!」

というような雰囲気では全くなく、準備していた紙コップにボールを入れるものを一応そっと置くと、少ししてからふたりほど楽しく遊んでくれました。

 

そしてあっとゆうまに誕生日会終わりの時間、続々とママ達が迎えにやってきました。

Sちゃんママ「今日は招待してくれてありがとう!」

私 「こちらこそ!かーくんもSちゃんが来てくれて喜んでたよ」

Sちゃんママ「Sちゃん楽しかった?」

Sちゃん「うん!!」

ほぼ図書館状態だったSちゃんもしっかりと楽しんでくれたみたいで一安心。

こうしてかーくんの5歳の誕生日会は無事終わりました。

かーくんも大満足のようでよかったです。

また来年も楽しい誕生日会しようね!

 

 

tomomi

イラストレーター。広島県出身。現在は南ドイツの小さな町在住。ドイツ人夫との結婚を機にドイツ語ゼロの状態で2017年に移住。ドイツで出産を経験し、2歳と4歳の男の子の育児に奮闘中。Instagramではドイツ語での日常会話や、日々の出来事をゆるいイラストと共に紹介しています。

Instagram : https://www.instagram.com/tomomi.illust/

tomomi