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今年もシュパーゲル、始めました!

今年もシュパーゲル、始めました!

みんな大好きな白アスパラガスの季節がやってきましたね!しつこくてすみませんが、やはりお伝えせずにはいられません。毎年恒例、春のシュパ活(※期間限定の素晴らしくおいしい野菜、シュパーゲルを愛でて味わう活動)レポートをお届けします!

 

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ドイツのシュパーゲルとは?>>ドイツが熱狂!野菜の王様シュパーゲル(白アスパラガス)

 

先日、ドイツ西部の町エッセンで今年初めてのシュパーゲルをいただきました。

世界遺産のエッセンのツォルフェライン炭鉱



エッセンは観光地としてはあまり知られていないかもしれませんが、ルール工業地帯の中心に位置し、ユネスコ世界遺産にも登録されている世にもかっこいい炭鉱遺跡群、ツォルフェラインがあることで有名です。ここで世界各国の旅行業関係者が集まるイベントがありまして、季節柄、シュパーゲルを堪能させていただく機会に恵まれました。

 

まずは初日。日本人グループの食事会が行われたバイエルン料理がいただけるレストランで。ドイツが初めての方もいらっしゃったので、定番のドイツ料理をひととおり注文したのですが、どうやらこのお店はボリュームがうりのようで、どの料理も山のようにすごい量でびっくり仰天。がんばって挑んだのですが、食べても食べても山は崩れず・・・最後はみんな放心状態でした。シュパーゲルだけにしておけば良かった~と反省。

 

待ちに待ったシュパーゲル。付け合わせをシュニッツェルにしたことが悔やまれました。



 

肉料理の盛り合わせ。ソーセージ、シュヴァイネハクセ(豚すね肉のロースト)、レバーケーゼ(ドイツ風ミートローフ)、フリカデレ(ドイツ風ハンバーグ)など……この大きさ、伝わるでしょうか。いくらドイツとはいえ、ちょっとおかしなボリュームでは?



 

 

イベントのケータリングにもシュパーゲル料理が出てきて嬉しかったです。

シュパーゲルのサラダはグラスに入っておしゃれな前菜風。シュパーゲルのソテーには爽やかなソースがかかっていました。



 

そして最終日。日本チーム打ち上げ会場は、初日と同じレストラン(笑)!どうやらエッセン観光局いちおしのお店のようです。民族衣装の店員さんや豪快な肉料理など、多くの人がイメージする「ザ・ドイツ!」といった感じのお店は南ドイツ以外では意外と少ないので、貴重な存在ですね。

前回の反省をふまえてメニュー選びは慎重に。できるだけ控えめに注文し、みんなでシェアすることにしました。

 

シュパーゲルのクリームスープ。シュパーゲルがごろごろ入っています。寒い日だったのでことさらおいしかった~



 

メインのシュパーゲルの付け合わせは、メニューのなかで一番軽そうなハムをチョイス。前回よりもシャキッとしていて茹で具合がばっちりでした。



 

やっぱりシュニッツェルも食べたいということで、イエーガーシュニッツェル(きのこソース)とコルドンブルー(ハムとチーズ入り)の2種類を注文。



 

今回は残さずいただくことができましたよ!スープ以外は6人でシェアしてちょうどよかったので、やはりドイツの一人分の量はめちゃくちゃ多いですよね~

 

以上、シュパ活 in エッセンのご報告でした。今年はあと何回食べられるでしょうか。6月24日の収穫終了日まで、ありがたくいただきたいと思います!

 

坪井由美子

日本では「食」に関する仕事に従事。商品開発やリサーチ、テレビ・ラジオへの情報提供及び出演、執筆などに携わる。テレビ東京『テレビチャンピオン・甘味王選手権』で3度優勝するなど食いしん坊ぶりを発揮。2003年よりドイツを拠点にフリーライターとして活動。共同通信、朝日新聞デジタル、NHK他で旅や食文化、最新トレンドなどについて執筆。近年は世界各地でプチ移住&プチ留学を体験しながら発信中。 総合情報サイト「オールアバウト」ドイツガイド担当 /ドイツ・ニュースダイジェスト」レシピ連載中 / 2020年秋『在欧手抜き料理帖』(まほろば社)出版

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坪井由美子