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ミュンヘンのBrotzeitにうってつけの場所!

ミュンヘンに行くと必ず立ち寄るところ。

 

それはミュンヘンのResidenzの隣りにあるPfälzer Weinprobierstubeで、ここは子供の頃に父に連れられてよく行った思い出の場所。

 

その名の通りPfalz地方のワインが飲めます(ちなみに6万本のワインがここのワインセラーに保管されています)が子供の頃はもちろんワインは飲んでいませんでした(笑)

 

なかはこんな感じで居心地いいです。

 

私はミュンヘンの中央にあるFußgängerzone(歩行者天国)で買い物をすることが多いのですが、小腹がすいたら、近いのでここへ来てBrotzeitをするというわけです。

 

Brotzeitはこんな感じ。

 

 

こういうBrotzeitを見ると、春が来たな、と思います(笑)いや、もちろん冬に食べてもいいんですが、冬はあたたかいものが食べたいというか・・・。こちらの写真のBrotzeitの名前はWeinbergvesper mit verschiedenen Wurst- und Käsespezialitätenです。

 

あ、冒頭からPfälzer Weinprobierstubeと書いていますが、これはウチの父が言っていた昔風の言い方で、実は2000年に、名称がPfälzer Residenz Weinstube München(略してPfälzer Weinstube)に変わっています。ただ地元の人であれば、昔風の言い方でもじゅうぶん通じます!

 

ところで子供の頃は、ここへ来るたび「年寄りが多いな」なんて思っていましたが、最近行っても、平均年齢は50歳以上という感じです(※個人の感想です)。落ち着いた雰囲気なので「中年以降の方々」に人気なのかもしれません。ちなみに近くにオペラがあるので、昔から「オペラの帰りにワインでも・・・」と立ち寄る人が多いです。

 

…肝心のワインですが、私がPfälzer Weinprobierstubeに立ち寄る時は、ここの「昔ながらの空間」を楽しんでいるので、必ずしもワインを注文するわけではないのですが、先日頼んだ白ワイン(Morio-Muskat Qualitätswein)おいしかったです!

 

 

ワインのドイツ語の綴りはWeinですが、これを見ると、ついあのドイツのダジャレというか言い回しを口にしてしまう私です。披露しますね。

 

Wein auf Bier, das rat ich dir.

Bier auf Wein, das lass lieber sein.

(訳⇒ビールの後にワインを飲むのはおススメだが、ワイン後にビールは(大変なことになるから)避けるべし。)

 

 

・・・・ホントかな?

 

責任はもちませんw

 

今後とも宜しくお願いいたします。

 

サンドラ・ヘフェリン

著者紹介

サンドラ・ヘフェリン

ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴19年、著書に「ハーフが美人なんて妄想ですから!!」(中公新書ラクレ) 、「ニッポン在住ハーフな私の切実で笑える100のモンダイ』(原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: ヒラマツオ/KADOKAWA)、「『小顔』ってニホンではホメ言葉なんだ!?~ドイツ人が驚く日本の「日常」~」(原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: 流水りんこ/KKベストセラーズ)」など計11冊。自身が日独ハーフであることから、≪ハーフはナニジン?≫、≪ハーフとバイリンガル教育≫、≪ハーフと日本のいじめ問題≫など「多文化共生」をテーマに執筆活動をしている。ホームページ 「ハーフを考えよう!」 を運営。趣味は時事トピックについてディベートすること、カラオケ、散歩。

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