真冬のドイツでのサイクリング登山の様子とクリスマスの過ごし方
1月に入って気温10度以上の日が続き、今年は暖冬かと思っていましたが、1月末ごろになってようやく寒くなってきました。
クリスマスにはスキー旅行を計画していて、スキー初心者の私はスキー教室に行こうと思いメールで問い合わせたところ、今年は気温が10度を超えるクリスマスで雪がなくなっており、スキー出来ないとのこと、あえなくキャンセル。
既にホテルも予約していて、キャンセルの期日も過ぎてしまっていたので、クリスマス旅行ということにしてHessenの北にあるWasserkuppeまで行ってきました。
もともとスキーをするつもりで予約した宿なので回りには山以外何もなく、クリスマスということもあって店も閉まっています。
夕食をとろうと近くのFuldaの街中まで出たのですが、予想通りレストランもすべて休み!
仕方なくといっては失礼ですが、唯一開いていたケバブ屋で夕食をとってガソリンスタンドでお酒を買ってホテルに戻り、妻と酒盛りをして翌日帰っただけの、ケバブを食べに往復200kmの旅行をしてきました。
しかしドイツの冬がこのままで終わるはずもなく、1月末ごろになって寒くなってきたところ、雪遊びをしようと思い、スキーではないですがグラベルバイクで山に乗り入れてきました。
行き先はFrankfurt近郊の山Feldberg。
マウンテンバイクのダウンヒルコースも作ってあり、使用料金もかからないのですごく気に入っています
もちろんグラベルライドも楽しめる林道も、毎週行っても飽きないほど沢山通っているので、毎週のようにサイクリングしている山です。
今日は天気が悪く景色は楽しめないのですが、快晴の日にはここからフランクフルトが見下ろせます。
下は別日に撮った写真です。
遠目にフランクフルトのビル群が見えますね。
山の麓の方は雪も少なく視界も良いので寒いですが楽しくサイクリングできていました。
この日の気温ははマイナス3度、何もしなくても体が凍えてしまいます。
自転車に乗っていると自然と体は温まってくるのですが、手と足は自分ではどうにもなりません。
冬用のシューズカバーと手袋は必須アイテムです。
自転車の轍がいくつか見当たるので、こんな日でもサイクリングしている人がいるのがドイツです。
週末の山中なので、通勤ではなく純粋に週末サイクリングを楽しんでいる人達かなーと勝手に推測します。
いい意味で自転車バカですね、私もそうですが。
途中に小川を跨ぐような大きな倒木があって、あまりにも巨大だったので思わずパシャリ。
矢印のところに自転車があるので、サイズを比べると大きさがわかると思います。
これを使ってあっち側に渡ってみようと考えたのですが、自転車を担ぐのが億劫で断念。
森をサイクリングしていると倒木が沢山ありますが、毎週通っていても木が倒れてる現場は見たことがありません。
森を管理している人がいるので、倒れそうな木は安全のために伐採してると勝手に想像します。
林道を1時間ほどかけて登るとやっとこさFeldbergの頂上に到着。
ここは風も強く、体感気温も絶対にマイナス3度じゃない!ってくらい寒い。
そんな中でも何人か自転車で登ってきている人がいました。
『寒いねー!どうしてこんなところまで自転車できたんだろうなー!』と彼らと会話を交わし、すぐに下山。
帰りにはキツネみたいな動物をチラリと見かけました。
キツネって冬眠しないんだっけ?
車に戻って自転車を洗って今日は終了。
冬のサイクリングは体温維持のために体がカロリーを余分に消費するので、減量にはすごくいいらしいです。
雪の中を自転車で走るのは転倒するリスクが高いので、雪が積もっていない道をサイクリングしてみてもいいかもしれません。
今回は以上となります。