日独ハーフの住職である岩山レオさんの「ハーフあるある」
早いものでもう12月。今年もあと少しですね。
一年の締めくくりとして、皆さんに「ハーフあるある」をお届けしたいと思います。
右から・・・
日本×ドイツのハーフで住職の岩山レオさん
日本×ベルギーのハーフの大庭パスカルさん
日本×ドイツのハーフの私サンドラ
です。
「ハーフあるある」の動画は以下からご覧いただけます。
【住職として経験したハーフあるある】
↑こちらはお葬式でのエピソードですが、聞いていて、ほっこり、そして、ほろり。こういう「ほのぼの」が日本の良いところですね。
【男性ハーフあるある】
↑岩山レオさんによると、日本に住む「ハーフ」の男性はとにかくモテるんだそうです。うらやましいし、なんだかにくたらしいです(笑)
【恋愛ぶっちゃけ話 ハーフあるある】
↑日本とドイツ、どちらの国でのほうが「モテる」かなど、「恋愛あるある話」をしました。ところで話は変わりますが、私は南ドイツのコメディアンのGerhard POLTが大好きです。でも、思春期の頃、POLTのコントMai Lingのせいでずいぶんと大変な思いをしたのも事実です。「バイエルンのオッサンがアジアの女をカタログで買う」という内容のコントで、趣旨としては、バイエルンのオッサンのバカさ加減をおちょっくったコントなのですが・・・・コントに出てくるアジアの女性の氏名がMai Lingであるにもかかわらず日本の着物を着ていたりと、色んな意味で問題も多いのです。思春期の頃、両親と出かけると、(世間の両親に対する)「見て見て、あの夫婦、Gerhard POLTのコントみたい!」という視線が痛かったです。動画のなかではそのことについても語らせていただきました。
・・・それにしても「笑い」というのはむずかしいものですね。
日本では今年の8月にお笑いコンビの「土佐兄弟」が「白人に似せるメイク」をし「ハーフあるある」を語ったことが問題視されました。
この件について、私もハーフ当事者として思うところがあったので、記事を書かせていただきました。この土佐兄弟の件もそうですが、「当事者でない人が、マイノリティーをおちょくる」というのは、当事者の苦労に配慮していないことが多いため、やはり問題になることが多いです。。
土佐兄弟に関しては、「英語ができないハーフ」の設定で、上記でご覧いただけるようにサムネイルに「間抜けなハーフ」という文言が入っていました。でも英語ができないだけでハーフのことを「間抜け」としてしまうのは、当事者の「語学にまつわる苦労」を全く考慮していないと言わざるを得ません。
・・・・岩山レオさん&大庭パスカルさん&サンドラでお話しした「ハーフあるある」は「大衆受け」はしないかもしれませんが・・・・正真正銘のハーフ3人の「リアルなハーフあるある話」です。ぜひご覧ください。
そして岩山レオさんの【住職の仕事】については、以下でご紹介しています。
岩山レオさん自己紹介Part1【住職になったきっかけ】
岩山さん自己紹介Part2【住職の仕事~修行で20kg太った理由】
12月は皆さんも何かと忙しいかと思いますが・・・楽しく過ごしましょうね。また来年!
サンドラ・ヘフェリン