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Vol.16 ついにプラスチックスポンジを使い切り、へちまたわしに替えました!

Vol.16 ついにプラスチックスポンジを使い切り、へちまたわしに替えました!

こんにちは!一人暮らしのアパートメントに引っ越してから、1年が経ちました◎

引っ越してから、前にこのアパートメントに住んでいた友人が色々な物を残して言ってくれたので、それをまず使い切る生活をしていました。その中に、プラスティックのスポンジもありました。

 

プラスティックのスポンジを使い続けると、細かく砕けてマイクロプラスチックとなり、生活排水に紛れ込んでしまい、環境にも自分の体にもよくありません。だから、ずっと今あるプラスティックのスポンジを使い切ったら、自然の”へちまたわし”に替えたいと思っていたのです!

 

エコが進んでいて、その意識が日常的なドイツですが、食器洗いコーナーにへちまスポンジを見つけることは出来ませんでした。なので「通販で探すしかないのかなあ…」と思っていたのですが、ある日近所のドラックストアでへちまスポンジを発見!!

 

なんと、ボディーケアコーナーに置いてありました。私にとっては、「へちまスポンジ」=食器洗い用だったのですが、ドイツではボディースポンジとして浸透していたようです。

 

インターネットでドイツ語で「Luffa Schwamm(へちまスポンジ)」と検索してみても、ボディースポンジとして紹介しているページが多くみられました。

 

今回はついに購入した、念願のへちまスポンジについて紹介したいと思います◎

 

購入したへちまスポンジは、こちら!


値段は2.95ユーロ(415円)とちょっと高いように感じますが、使うときはこのように切って使っていきます。


 

もう1パーツ、すでに切って使っているので、この一体から大体スポンジ5個くらい作れるのではないかと思います。

 


 

スポンジとして使用する前は、完璧に乾燥していてとても硬いのですが…

 


 

何回か使用しているうちに、水分を含み、良い感じの柔らかさになってきます!洗剤もよく泡立ち、食器洗いとして使用する分には全く問題はありません。

 


 

使用後はきちんと絞って、水を切って保管しておけば、腐ることもなく、変な匂いもしません。本当に自然、ナチュラル!

 

これでマイクロプラスチックは出ないので、食器を介して料理から気がつかないうちにマイクロプラスチックを体内に取り込む危険はありません。水道を介して、マイクロプラスチックを拡散する危険もなく、環境にも安全!

 

そんな背景を感じながら食器洗いをしていると、その時間とてもハッピーになれます◎ドイツに住んでいる方は、ぜひお近くのドラックストアのボディーケアコーナーで探してみてください!

 

実は去年種を購入して育ててみたのですが、途中で今のアパートメントに引っ越し、日が朝方の少しの時間しか当たらなため育たず、断念したのです。。(でも環境が整ったら、自分で育てて、自分で作りたい!)なので今回、実はこんなに手軽に購入できる環境だった!ということを知れて、とても嬉しかったです。

 

日本では、どこで売っているのでしょうか?手軽に買えたり、環境がある人は自分で手作りすることが当たり前の習慣になったら素敵だなと思います◎

KiKi

イラストレーター/コラムニスト

西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

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