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ドイツでの自転車の盗難対策

自転車泥棒

ドイツでの自転車の盗難対策

初めまして淵貴広です、フラっときて滞在しもうドイツ歴15年になります。

今年からヤングジャーマニーに参加することになり、趣味の自転車関係の情報を皆様に発信していきます。

 

初回は盗難対策について書いていきます

初回からちょっとネガティブな記事になりますが、ドイツに来た方々ができるだけハッピーな自転車生活を送るために大事だと思いましたので書かせていただきます。

日本ではあまり考えられませんが、残念ながら海外では盗まれることが多いようです。
鍵をつけていてもです。

自転車が盛んなドイツに来ていきなりやられたら、、、と思うと悲しくなります。

そこで私が実行している盗難対策を5つ紹介します

対策1 外出時、カフェや買い物に行く場合の対策

カフェや買い物に行く場合は安い自転車で行く。
安いかぎでもいいので付けておく
盗む人の目的は転売目的か、そのまま持って行って乗り捨てるかの2択かなーと思います
安い自転車なら転売してもお金になりませんので盗まれにくいです。
安いかぎでもつけていれば、ひょいっともっていって乗れないのでこれも盗まれにくいです。

対策2 ロードバイクなどで寄り道する場合の対策


自転車は目の届くところに置いておく
チェーンリングを外しておく
サドルを外しておく
ライトやサイクルコンピュータは外しておく


ロードで遠出するときは重量を気にする方もいるので鍵を持たない人もいます。
途中スーパーで買い物するときなどどうしてもロードバイクを外に駐輪する場面もあります。
店に入らなくていいキオスク、または外から自転車が見えるガソリンスタンドで買い物するのが一番いいのですが、どうしてもスーパーなどで買い物する場合の対策です。
まず目の届くところに自転車をおいておけば安心でしょう。
チェーンリグやサドルを外しておけばサッと乗って逃げることができないのでこれも対策になります。
サイクルコンピューターやライトはすぐに外せるので外して持っていきましょう

対策3 自宅で保管する場合の対策

ドイツで家を借りるばあい地下室がついてくることが多いです。
しかし地下室は人の出入りも少ないですし、大き目の集合住宅だと近所の人の顔も知りません。しかも地下室のカギは丈夫にできていないのですぐに壊して開けれます。
しかも地下室保管の場合、自転車本体にカギをつけてることは少ないです
なのでプロの泥棒に狙われやすいです。
実際地下室に保管していた自転車が盗まれたという話もたくさん聞きますし、私の家も地下室に泥棒に入られたことがあります。
理想は部屋までもっていって保管なのですが、家族やスペースの兼ね合いもあります。
地下室保管でもカギは付けておく
アラーム付きのカギがあればベター

対策4 自転車自体に少し細工する。

自転車泥棒の目的は転売して現金に換えることです。
フレームに個人の名前がペイントしてあれば転売も難しくなるでしょう。
特徴的なフレームだとフェイスブック等のSNSで拡散した場合見つかりやすくなるかもしれません。
パーツごとにばらされて転売されるかもしれませんが、それでも盗まれるリスクは少し減ります。

ハンドルにメモ

ハンドルにメモ




自分の名前など特徴になるものをペイント

フレームにペイントしたくない場合はハンドルや他のパーツにでも可

対策5 それでも盗まれてしまった場合

それでも盗まれる時もあります。
その時はまずは警察に連絡、フレームの番号を必ず控えておいてください。
自分の名前と連絡先を書いたメモをハンドルバーの中やシートポストの中に入れておきます。
この時に『この自転車は盗まれました』と書き足してもいいかと思います。
盗品の場合、買った人が気づいて運が良ければ帰ってくるかもしれませんし、泥棒が捕まるかもしれません。

 

いかがでしたか?

運良く私はまだ盗まれたことはありませんが、知り合いには何人か存在しますしネットでもよく見かけます。

駐車している自転車の周りで明らかに行動がおかしい人も見かけます。

以上を実行して可能な限り自分の自転車を守りましょう。

淵 貴広

フランクフルト近郊在住。ドイツ歴15年、ドイツで調理師のAusbiuldungをするもなぜか日系企業勤務。 趣味でロードバイクを始めるも物足りなくなりダウンヒルを始める。 かなり自由な性格なので趣味の自転車は性に合っていて、ロードバイクに乗ってもオフロードに行く変態なんです。 YouTubeやウェブサイトも運営しています。 ブログ https://www.worldcycling1.com/ Youtube https://www.youtube.com/channel/UCvFiud7CSm5WiaMnmSxNOTw

Blog : https://www.worldcycling1.com/

淵 貴広