【第3回】留学での失敗エピソード
こんにちは。学生ライターのRitsuko です。
寒くなってきましたね。私の住む地域はすっかり冬で、もうこたつを出しました。
今回は、留学や滞在をお考えの皆さんへ、私の留学での失敗エピソードをお届けします。こういう人がいたのだな…と思ってくだされば幸いです。
1.携帯電話の契約に帰国後も追われる
留学生活も半年が過ぎ、残り半年になったところで、携帯電話料金を自動引き落としの契約に変えるため、携帯電話会社の店舗に行きました。
そこで、残り半年分は月毎に料金が口座から落ちるように変えたつもりだったのですが、店員さんが私の状況がわかっておらず、私のドイツ語での説明も下手だったために、2年契約が結ばれていました…。
このことは、帰国1ヶ月前に同じ店舗に行き、契約してくれた店員さんに、「そろそろ帰るのですが、契約解除はどうしたらいいですか」と尋ねた時に発覚しました。
なんでも、店舗では契約は結べるが解除はできない、とのこと。
「ここに電話して!」と教えて頂けただけでも幸運でしたが、携帯電話会社本社のお客様サービス窓口で、窓口の方と電話で何度もやりとりし、違約金を払ったりして長々とかかりました。(留学の中で最もドイツ語能力が試された時間)
帰国してからも「あなたがこの時に使用した際のデータ通信料が払われていません。~日までに払ってください。」とメッセージが来て、(月毎に落とされているのになぜだろう…と思いながらも)国際送金だと間に合わないため現地の方に手伝ってもらい送金したりと、周りの人たちに多大なご迷惑をおかけしました。これから滞在する皆さん、お気をつけください。
契約せず、月毎にSIMカードにチャージし、その場でギガ数に応じて支払う方法をおすすめします。
2.否定することをはっきり行わなかった失敗
留学の初めの頃、とにかく緊張していたこともあり、主張をすることが難しく、基本笑うか驚くくらいしかできていなかった時期がありました。
日本に住んでいると、苦笑いしながら否定をすること、または苦笑いだけで相手がこちらの拒否の気持ちを汲み取ることはしばしばあるのではないでしょうか。
笑っていても、“いいえ“の意味の言葉をはっきり発していれば、相手に拒否の気持ちは伝わると思います。
しかしドイツでは、外国語で現地の人にはっきり拒否できる気合いがないことに加え、この笑いが良くなかったようです。
「笑う」=肯定と捉えられ、特に現地の言葉が話せない場合は、レストランで頼んでいないメニューが来たり、クレープに追加トッピングが乗ってきたりすることがありました。
経験上、英語さえできていればどうにかなるということはありません。Noと発しても、相手がわからないこともあります。
その場合は、こちらの感覚でそれとなく負の感情を出すだけではなく、はっきり首を振るジェスチャーなどで否定するべきです。
それはそうと、日本人としては相手のことをいろいろ考えてしまいます。
しかし、こっちの苦笑いでどうにか気持ちを汲んでほしいというのは日本以外では通用しないと感じました。
経験からの個人的な考えですが、ドイツでは強い拒否に嫌悪感を抱かないと思います!はっきり爽やかに断ることをおすすめします。
3.傘を携帯していないために何度も雨に打たれる
滞在していたところで意外と頻繁に雨が降ることをわかっておらず、何度も雨に打たれました。スリ対策で所持品を最小限にするあまり、忘れることが多かったです。日本のコンビニのようにすぐビニール傘が買える環境ではないですし、(手早く買えそうなのはドラッグストアdmやMüllerがありますが、コンビニほどたくさんはないですよね。)常に傘を携帯することをおすすめします。
冬は雨に打たれるとすごく寒いですし、雪に変わるので手放せません。
また、カイロは売っていないので、冷え性の人は対策が必要です。(湯たんぽは薬局等で売っていました。しかもデザインが可愛かったです。)
以上、留学での体験をお届けしました。
私の失敗談が、少しでもこれからドイツへ行く皆さまの参考になればと願っています。