ドイツ情報満載 - YOUNG GERMANY by ドイツ大使館

覚えておきたい冬のドイツの家のカビ対策!

冬のドイツの家のカビ対策

©2021dusselmama

覚えておきたい冬のドイツの家のカビ対策!

皆さん、こんにちは。

ドイツのデュッセルドルフで駐在妻として生活しているデュッセルママこまちです。
夫の海外赴任でドイツ語ゼロの状態で突然はじまったドイツ生活。
ドイツに来た当初は、ドイツ生活に慣れるまで毎日が驚きや失敗の連続!

そんな経験から、こまち自身がドイツ生活の最初のころに知りたかった情報をデュッセルママこまちのInstagramで投稿しています。

今回のYoung Germanyのブログでは、これからやってくる冬に向けて「覚えておきたいドイツの家の冬のカビ対策」を紹介します。

以前の投稿でドイツの家について、夏と冬なら断然冬が快適!という投稿をしました。
室内の温度に関しては、ドイツは冬でも常にハイツングというドイツの暖房装置のおかげで本当に快適なのですが、注意したいのが冬に発生しやすいカビについて!
ドイツの家は気密性が高くその分換気設備が備わっていないことが多いです。その分こまめに換気をしないと冬にカビが発生しやすいんです。
こまちも、ドイツではカビには気を付けないといけない。
いうことは聞いていたのですが、どうに気を付ければよかったのかがわかっていなかったのでカビを発生させてしまいました!
皆さんは、そんな失敗をしないように今回は、ドイツ冬のカビ対策に効果的な換気方法をご紹介したいと思います。

もくじ

カビの原因とドイツの家の仕組み

ハイツング

©2021dusselmama



「ドイツではカビに気を付けてハイツングはきちんとつけたままにしておいたほうがよい。」と聞いていました。
その為、ハイツングはしっかりつけていたのですが・・・冬にカビが発生!
なぜー!!ちゃんとハイツングつけてたのに!!
しばらくたって原因は私の換気不足だということがわかりました。
換気の目的は新鮮な空気を取り入れるカビ対策に重要なこんな理由があったんです。

【換気の目的は冷たい空気をとりいれること!】

・温かい空気より冷たい空気の方が水分を多く含むことができる。
・換気をして毎日家の中に冷たい空気を入れないと結露が生じてカビが発生しやすくなる。

ハイツングはカビが発生しないようにオンにしていたのですが、冬は寒いので、換気をしないときもありました。
日本の場合は、24時間換気などの機能があるばあい、そこまで換気を意識しなくてもカビのことをそこまでかんがえる必要がなかったのですが、ドイツの場合、換気設備はそこまで整っていないこともおおく、意識して換気する必要があったんです。

ドイツの窓は扉式

換気をするには窓を開ける必要があるのですが、ドイツの窓は、日本と違い引き戸式のものはほとんどなく、窓の上部だけ少し開けるか・窓を全開にするかの2択です。

ドイツノマドの開け方

©2021dusselmama



最初のころは換気といっても窓の上部をちょこっとあける程度で済ませていました。

 

こまちがしていた換気方法:失敗例

換気が大事と聞いて次にこまちが実践していた失敗例の換気方法をご紹介します。
【失敗例:こまちがしていた換気方法】
・ハイツングはつけっぱなし→室内が冷えるとその分稼働してしまう。
・窓の上部だけ開けて1時間ほど放置→長時間にわたりハイツングが稼働して電気代のムダ。

換気の仕方失敗例

©2021dusselmama




ドイツでは基本自分でつけないと網戸もないので、窓を全開にしたら、家の中が丸見えになってしまうし、窓を全開に開けると家の中に窓が入り込んできて少し邪魔になるので、こまちはほとんど換気は窓の上部だけ開ける方式で換気をしていました。

 

ドイツでおすすめの換気方法

カビ対策の説明会がありそこで聞いた話です。
こまちが実践していた上部だけ開ける方法だと換気に時間がかかっておすすめできないということがわかりました。。
そこで、ドイツでおすすめの換気方法を教えてもらったのでそれを紹介したいと思います。
【ドイツおすすめの換気手順】
・ハイツングを切る。
・各部屋ごとに窓を全開にして10分ほどで家の中の空気を入れ替える。
・窓を閉めてハイツングをオンにする。

おすすめの換気方法

©2021dusselmama



ドイツの換気は短期戦!
一気に空気を入れ替えて、窓をしめる!というのがおすすめだそうです。特に冬に換気の場合は、冷たい空気が入るごとにハイツングが頑張って空気を温めてしまうので、まずはハイツングを切って短い時間で換気を済ませて再びハイツングで室内を温めるのが効率的です。

台所・バスルームや寝室は湿気がたまりやすい!

台所やバスル-ムなどは特に湿気がたまりやすいです。日本のようにしっかり換気扇設備が備わっていないことも多いので、窓での換気が重要です。
特に台所は、料理中には湿気がたまりやすいので、窓の上部を開けながらしないと窓が結露でいっぱいになったりも・・・一度ご自身の自宅の換気設備がきちんと整っているか確認するといいと思います。
我が家は換気扇をよく見るとダクトが外に伸びておらず全く意味のないものでした。
台所の換気設備
©2021dusselmama
また、注意したいのが寝室。寝ているときに人は汗をかいたり呼吸でも多くの水分が発生しています。
そのため、寝室は特に意識して換気をするといいと思います。
お住いの状況により違いがあると思いますが、湿気の状況を見てこまめに換気をしてみて下さい。
ドイツでは、寝るときに乾燥対策で部屋の窓をあけて寝る方もいると聞いて驚いたことがあります。
実践したことはありませんが、窓が開いていると乾燥対策だけでなく、換気対策にもなっているかもしれませんね。
カビは発生すると体にも悪影響だしとても厄介です。
カビが発生してしまった場合は、早め早めに対策しておきましょう!
ドイツ生活のはじめの一歩を楽にしたい!
そんな気持ちでこまちがお伝えする【デュッセルママのドイツ生活はじめの一歩】
次回もどうぞよろしくお願い致します。

 
デュッセルママこまちのインスタ&ブログ
【instagram】ドイツ生活で知ったこと:こまちがドイツ生活初期に知りたかった事を簡単に投稿しています。
【Blog】デュッセルママのドイツ駐在生活メモ:海外赴任準備からドイツ生活に関して詳しく投稿しています。
【instagram】デュッセルフード:デュッセルドルフ日系レストランを個人的に応援する紹介投稿をしてます。
 

デュッセルママ こまち

ドイツ西部の商業都市デュッセルドルフ在住の駐在妻。 夫の海外赴任がきっかけで、ドイツ語ゼロの状態で突然ドイツ生活が始まる。 日本人が多い都市だからと安心して生活を始めるも、ドイツの文化や習慣の違いなどで困ったり驚いたりすること数多く経験。 自分の苦労した当時の経験が役立てればと、ドイツ生活初期に早めに知っておきたかった生活のちょっとしたことをインスタやブログで投稿中。 【Instagram】 ・デュッセルママこまち@ドイツ生活で知ったこと https://www.instagram.com/dusselmama/ ・デュッセルフード「デュッセルドルフの日系レストラン応援アカウト」 https://www.instagram.com/dusselfood.japanese/ 【ブログ】「デュッセルママのドイツ駐在生活メモ」

Blog : https://dusselmama.com

デュッセルママ こまち