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ドイツで医療機関を受診!知っておくと安心な日本とドイツの違い

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ドイツで医療機関を受診!知っておくと安心な日本とドイツの違い

皆さん、こんにちは。

ドイツのデュッセルドルフで駐在妻として生活していたデュッセルママこまちです。
夫の海外赴任でドイツ語ゼロの状態で突然はじまったドイツ生活。
ドイツに来た当初は、ドイツ生活に慣れるまで毎日が驚きや失敗の連続!

そんな経験から、こまち自身がドイツ生活の最初のころに知りたかった情報をデュッセルママこまちのInstagramで投稿しています。

今回のYoung Germanyのブログでは、ドイツ生活で知った日本とドイツの医療の違いについてご紹介します。

海外で初めて医療機関を受診したとき、どんな感じなんだろうととても不安になりました。
やはり日本と違うところもあるので事前にどんな感じが知っておけると安心ですよね。
今回は、ドイツではじめて医療機関を受診した時にこまちが戸惑った日本とドイツの違いをご紹介します。

 

もくじ
 

1.受診するのは病院ではなく医院のかかりつけ医

医院

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日本では、ふつうに「病院に行く」と気軽に言うのでドイツ語の病院(krankenhaus:クランケンハオス)なども含めてどこの医療機関を受診するか探してしまいそうになります。

しかし、ドイツで風邪などで行くのは医院(Praxis:プラクスィス)です。

基本的に病院は緊急時や医院での紹介状がない場合は受診できず、日本よりはっきりと病院と医院が区別されていると感じました。

また、医院を受診するときも基本的に家庭医(Hausarzt:ハオスアールツト)というかかりつけの医者を決めて受診します。

そのため、なんでも相談できる家庭医をまず探す必要があります。
家庭医にまず相談し、必要があれば他の科の紹介状などを書いてもらい受診するというシステム。
信頼できる家庭医が見つかれば、すべてを把握してくれているのでとても頼もしい存在になります。

個人ブログでは、こまちが思うかかりつけ医を選ぶポイントを紹介しています。→個人ブログ【ドイツでかかりつけ医を選ぶ3つのポイント】

 

2.医院の看板が全然目立たず見つからない!

医院の看板

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ドイツでは、医院の看板は全く目立ちません。日本だと遠くからでも内科・耳鼻科・皮膚科などわかるように看板がありますよね。同じようにドイツでも医院が見つかると思ったら全く目立たず探すのに本当に苦労しました。

しかも、時々医院が集まったビルがあり、入り口のインターフォンで医院(Praxis)を選んでボタンを押さないといけないのですが、自分がどの医院に予約したのかしっかり名前を書いておかないとドイツ語がまだよくわからない時は迷い、インターフォンを押すのにも時間がかかってしまいました。

 

医院のインターフォン

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病院の名前をしっかり書いておく!
ドイツ語が分からない場合これはかなり重要です!

色々手間取るのが心配の人は、健康なうちにホームドクターを見つけて受診をおすすめします。
詳しくは個人ブログで紹介しています。→【ホームドクター受診のすすめ!ドイツ駐在初期に受診するべき理由】

 

3.薬の容量や用法は自分でメモする!

薬

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めでたく受診し最後に日本と同じように先生が薬の容量や用法を説明してくれます。
日本だと調剤薬局で薬を処方されるときに用紙に写真付きで細かく薬の飲み方や期間など記載があるので先生の話は聞くけれど特にメモなど書いたりはしていませんでした。
日本にいるときと同じようにただ聞いているだけでいると、早くメモを取るように言われ、ドイツだとメモを取っておかないと用法や容量などの詳細の説明用紙がないということを知りました。

確かに、ほとんどの医院の患者側のテーブルにはメモ用紙とボールペンが置かれています。
何も書かないでいると後で自分が困るので、しっかりメモを取るようしましょう!
【薬のメモのポイント】
・薬の名前
・薬の効能
・薬を飲む期間
・1日の薬を飲む回数(食前か食後か)
・飲み終わった後に再度受診が必要か?
複数の薬を処方されると、どの薬がどんな効能かわからなくなるので、薬の箱にメモしたことを書き写していました。

会計はその場でしない

受診が終わった後、日本では会計があるので待っていたのですが、呼ばれないので聞きに行くと帰っていいといわれました。
ドイツでは、その場で会計をせず、後日郵送で手元に請求書が届き精算をします。
こんなところでも、日本との違いがありました。

薬は処方箋をもって薬局へ

 

ドイツの薬局

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薬は、日本でも調剤薬局に行って薬を購入するのと同じくドイツでも薬局(Apotheke:アポテーケ)に行って薬をもらいます。

安心してください!

医院の看板は全く目立ちませんが、薬局の看板はとても目立つの探すのに苦労することはありません!

ドイツの薬局はAのマークとわかっていればすぐに見つかります。

薬剤師さんがいるので、旅行などでドイツに訪れたの時にも調子が悪いときは薬局で相談して薬を買うことができます。

日本との違いでしっておきたいドイツの薬局のことは個人ブログで詳しくまとめています。
【日本と違う薬局事情!必ず知っておきたいドイツの薬局でできる4つのこと】

 

まとめ

 

慣れない国での医療機関の受診って最初は心配なことがたくさんあるんですよね。

ドイツでの医療機関受診に関しては伝えたいことがたくさんあるので個人ブログでもいくつか記事を書いています。

実際にドイツで医院を受診する流れに興味のある方はこちら
【ドイツの診察の流れ!電話予約から薬の受け取りまで】

その他にも医療に関しては、
医療機関が受診できない夜や週末にもしも体調が悪くなったらどうしたらいいのか?
個人的に不安がずっとありました。

これに関しては今までの個人的な経験もふまえて自身のブログでまとめています。

ドイツ医療体制

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個人ブログ→緊急度別|ドイツで休日深夜営業の薬局や病院を探す方法から救急車まで

 

ドイツ生活のはじめの一歩を楽にしたい!

そんな気持ちでこまちがお伝えする【デュッセルママのドイツ生活はじめの一歩】
次回もどうぞよろしくお願い致します。

 
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【Blog】デュッセルママのドイツ駐在生活メモ:海外赴任準備からドイツ生活に関して詳しく投稿しています。
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デュッセルママ こまち

ドイツ西部の商業都市デュッセルドルフ在住の駐在妻。 夫の海外赴任がきっかけで、ドイツ語ゼロの状態で突然ドイツ生活が始まる。 日本人が多い都市だからと安心して生活を始めるも、ドイツの文化や習慣の違いなどで困ったり驚いたりすること数多く経験。 自分の苦労した当時の経験が役立てればと、ドイツ生活初期に早めに知っておきたかった生活のちょっとしたことをインスタやブログで投稿中。 【Instagram】 ・デュッセルママこまち@ドイツ生活で知ったこと https://www.instagram.com/dusselmama/ ・デュッセルフード「デュッセルドルフの日系レストラン応援アカウト」 https://www.instagram.com/dusselfood.japanese/ 【ブログ】「デュッセルママのドイツ駐在生活メモ」

Blog : https://dusselmama.com

デュッセルママ こまち