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Vol.8 ゴミ袋は、ゴミを利用すればいいじゃない。

Vol.8 ゴミ袋は、ゴミを利用すればいいじゃない。

ベルリンはもう涼しくなり、秋のような陽気です。短い夏が終わってしまったようです。。

今年の夏は、初めての一人暮らしで契約やら何やらでバタバタしていた気がします。

でも湖にもいけたし、前々から気になっていた思っていたスケッチ大会にも参加できたので満足です◎

 

今回は、ゴミ袋についてお話したいと思います。

 

ドイツのゴミ出しに、曜日の指定はない!

日本にいた頃は、何曜日が何のゴミの日で出勤前に出しておかなくちゃ、と毎朝バタバタしていた記憶があります。

 

ドイツでは、それぞれのアパートに常にゴミ回収のボックスがあり、定期的に業者さんが回収しにきますが、「この日に出さなくてはいけない」という決まりはありません。夕方に出しても、夜に出しても、問題ありません。

 

日本のように指定された日に出して、すぐに業者さんが回収してくれることで、ゴミ捨て場に常にゴミがない状態も気持ちが良いですが、

 

ドイツのように、捨てたいときに捨てられるのも、ストレスフリーでいいなと思います◎

デメリットとしては、回収ボックスがゴミで溢れかえっていて入れられない、ということもたまにあることでしょうか。苦笑

 

溢れかえっているとき、私は少し捨てるのを控えて家にためておくのですが、例え溢れかえっていても、業者さんはすべてきちんと回収してくれるので、ありがたいなあといつも感謝しています。

 

ゴミ出しについては日本式とドイツ式にメリットとデメリットがありますが、今回私がお話したいのは”ゴミ袋”のこと。

 

指定のゴミ袋もない!

地域によって差があるかもしれませんが、日本では各ゴミ用の袋も指定のものを購入し、それに入れて捨てていた気がします。

 

それはゴミ袋を指定・有料化することによって、ゴミ減量を意識的に取り組んでほしい、という願いからの制度だと思います。

 

一方、ドイツでは指定のゴミ袋はありません。自分の好きな袋にゴミを集めて捨てて良いですし、何かの袋をゴミ袋として利用する必要もありません。つまり、そのままゴミ回収ボックスに捨てることが可能なのです!

 

ドイツのゴミ回収は、

・生ゴミ

・プラスティックごみ

・紙ごみ

・可燃ごみ

以上の4種類に分かれています。

 

ちなみに瓶やペットボトルなどは、デポジットがついているものはスーパーなどに持って行き返金してもらい(購入時に容器代も一緒に支払う形になっており、お店にからの容器を持って行き返金してもらうことで、確実にリサイクルに回してます)それ以外のものは指定の捨て場所に持っていきます。

 

日本と違って、ゴミ袋が指定の有料じゃないから、ゴミを減らすことに意識がいかないのでは…?と思うかも知れません。

 

ベルリンに住んで5年、ルームシェア生活はドイツ人だけではない多国籍で6回経験!いろんな”ゴミ袋”のアイディアを見てきました。

 

みんな面白い”ゴミ袋”の工夫をしていて、きちんとゴミ削減を意識しているんです。

 

5年目の念願の一人暮らしでは、そのルームシェア生活から学んだそれぞれの”ゴミ袋”方法をいいどこ取りしています◎その方法を、紹介したいと思います!

 

ゴミ袋・ゴミ箱は、ゴミを活用する!

・生ゴミ

 

生ゴミ回収は日本では行われていないのですが、ドイツでは生ゴミが回収され、それらはコンポスト化されて地元の農家さんの元に届けられたり、バイオガス化され、ゴミ収集車の燃料として大活躍しています◎

 

私が生ゴミ箱として活用しているのは、これ!


 

ヨーグルトの大きな容器です。普段ヨーグルトは食べない人なので、友人に空の入れ物だけ貰い、活用しています。笑 

 

このアイディアは、ドイツ人のホストファミリーの家から卒業し、初めてお世話になったWGのルームメイトがしていた方法です。蓋がついているので匂いも漏れないし、夏にハエもやってこない!

 

この容器いっぱいになったら捨てに行くのに、ちょうどいい大きさでもあります。

 

生ゴミを捨ててきたら、さっと洗って少し乾かして、また何度でも使えます。2つ用意しておくと、洗って乾かしている間にも、もう1つの方を使えるので便利です。

 

・プラスティックごみ

プラスティックごみ袋として活用しているのは…

 


 

トイレットペーパーの袋です!このアイディアは3つ目のWGでお世話になったドイツ人のルームメイトがしていた方法です。毎月買うものなので、袋は綺麗に開けて、捨てずにゴミ袋としてストックしていました。本当にちょうどいい大きさなのです。

 

ちなみに1人暮らしになると、トイレットペーパーは月1買えば十分でした。そこで8月中はさらに、一袋だけでプラスチックゴミを抑えられるか、プチチャレンジしてみました。笑

 

チャレンジの結果は、こちら↓

 


 

全く問題なく、トイレットペーパーの袋1つ分で収まりました!お肉を食べないことと、野菜は基本廃棄食材救出アプリを利用してBIOのものを購入しているので、プラスチックでパッケージされていないものが多いのです。出る定期のプラスチックゴミといえば、シーチキン缶・麦ミルクのパック、お米やパスタの袋ぐらいです。

 

ちなみに購入した食料の小さめのビニール袋たちは、サニタリーボックス用の袋に活用するためにストックしています◎↓は、食パンとミューズリーの袋です。

 


 

・紙ごみ

 

紙ごみは、何かを購入した紙の箱を活用しています。

 


 

このアイディアは、5つ目のWGのフラットメイトのイギリス人がしていた方法です。ドイツのスーパーでは、気軽に食品が入っていた空のダンボールをもらって帰ることができます。彼は、おしゃれな空のダンボール箱を集めてゴミ箱にしていました。私はとりあえず、あったこれを使っていますが、可愛い箱を見つけたら変えようかなと考えています◎

 

ちなみに、これも1ヶ月分の紙ゴミです。日本にいた頃は、しょっちゅうゴミ出しをしていた記憶があるのですが、こちらではあんまりゴミは出ないです。

 

・可燃ごみ


可燃ゴミの袋は、この部屋の前の住人である友人が買いだめしていた袋が残っていて、もったいないのでそれを活用しています。ドイツではゴミ袋の指定はないですが、一応ゴミ袋として、こんな感じの袋が売られています。

 

こちらも1ヶ月分のゴミの量。まだまだ袋に余裕があり、なかなかゴミ捨てにいきません。笑

 

ちなみにそれぞれのゴミ箱は、キッチンの流しの下の棚(?)に、キュッと収納して隠しています。


 

これだけで、全然場所を取りません。大きな”ゴミ箱”を購入する必要さえ、ないのです。

 

日本式のゴミ袋を有料にして、ゴミ削減を意識させる方法もいいかも知れませんが、個人的にはドイツ式の”ゴミを利用して、ゴミ袋・ゴミ箱をつくる”がクリエイティブで楽しいなと思います!

 

そして、そんな生活に慣れてしまうと、

わざわざ”ゴミ袋”というゴミを生産して、お金を出して買い、また捨てて、その処理にもお金をかける必要性って何?って、思うのです。

 

ゴミ袋・ゴミ箱は、ゴミを利用すればいいじゃない。と、思うのですが、皆さんはどう感じますか?

KiKi

イラストレーター/コラムニスト

西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio / Youtube

Instagram : @kikiiiiiiy

KiKi