【今週のドイツ語】Frühlingsbote
Frühlingsbote
フリューリンクスボーテ
例年よりも桜が早く満開になり、本格的に春になりましたが、日本の皆様は春が近づいていることをどのように察知しますか?
人によっては天気の移り変わりだったり、道行く人々の服装を見たり、桜の開花だったり、、、そんな季節を知らせてくれる「何か」をドイツ語では「Frühlingsbote」というのです。
ドイツ語の「Frühlingsbote」は「Frühling」(「春」)と「Bote」(「配達員・お使いの者・伝える者など」)という言葉で構成され、直訳すると「春を告げる者」または「春のお使い」などと訳せます。言葉の意味どおり、春の到来を告げる動物が現れる際に使ったり、春になったと実感できる何かはなんでも「Frühlingsbote」に当てはめることができるのです。
ドイツの「Frühlingsbote」の代表例としては、クロッカスなどの春に咲くお花でしたり、日の出で鳴く鳥や冬眠から目覚めたハリネズミなど様々なのです。
日本のFrühlingsboteといえばやはり桜なのでしょうか。
新しいシーズンへ移り変わりに周りの「Frühlingsbote」を探してみてはいかがですか?そして「Frühlingsbote」が春を持ってきたら、次は「Biergartenwetter」ですね。
©ドイツ大使館
今週のドイツ語
これまでに紹介した今週のドイツ語が本になりました。
「見るだけで楽しく学べる「暮らし」と「文化」 ドイツのことば図鑑」 というタイトルで、これまで3年以上に渡ってこのサイトで連載をしてきたものを、大幅に加筆修正し、さらに詳しくわかりやすく、そして面白く、例文や関連用語なども載せて紹介しています。
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