【今週のドイツ語】der zweite Frühling
der zweite Frühling
デア ツヴァイテ フリューリング
zweiteは「二番目」、Frühlingは「春」ということで
「二番目の春」という直訳となるこの言い回し。
恋をするとき、日本語ではその状態を「春が訪れる」と表すことがあります。
まさにこの日本の言い回しと同様に、ドイツ語でも春の情景を恋愛と結びつけることがあるのです。
例えば、「蝶々がお腹の中にいる(Schmetterlinge im Bauch)=ドキドキする」と言う意味を持っていたり、「春の気分(Frühlingsgefühle haben)」は「恋をした」という意味を持っています。
では、二番目の春と言う意味は何なのか?
一回目の春は初恋を言い表すことは想像しやすいと思います。実は二番目の春の場合は、二回目の恋を指すのではなく、年を取ってから再び初恋のような恋愛をする状態を表すのです。
ドイツでは50歳を超えてから結婚する方が2005年から3倍以上にも増えており、二回目の春を体験する方が多くいらっしゃるのです。
ある統計によると、年を取ってからの春の訪れは若い時よりも強く感じやすく、その気持ちが消えないうちに楽しもうという意識を持つ方が多く、まさに若返るような気持ちになるようです。
素敵ですね♡
©ドイツ大使館
今週のドイツ語
これまでに紹介した今週のドイツ語が本になりました。
「見るだけで楽しく学べる「暮らし」と「文化」 ドイツのことば図鑑」 というタイトルで、これまで3年以上に渡ってこのサイトで連載をしてきたものを、大幅に加筆修正し、さらに詳しくわかりやすく、そして面白く、例文や関連用語なども載せて紹介しています。
画像をクリック、または「ドイツのことば図鑑」で検索してみてね!