ホームシックになる前に知っておきたいドイツ生活での日本食に関する3つの情報
皆さま、こんにちは。
夫の海外赴任でドイツ語ゼロの状態で突然はじまったドイツ生活。
慣れないドイツ生活から学んだことを毎月テーマごとに紹介しています。
今回のYoung Germanyのブログでは、「ホームシックになる前に知っておきたいドイツ生活での日本食に関する3つの情報」をご紹介します。
ドイツ生活の初期は、言葉もわからないしストレスが溜まりがち。
日本とドイツの違いを楽しめている間はいいのですが、ストレスが溜まるとその違いに疲れてホームシックになってしまうこともあります。
そんなストレスを和らげるのに重要だと思うのがやはり食べると心が落ち着く日本食の存在。
特にホームシックになりそうな時や元気がない時に、心の支えになり、やる気とパワーをくれるのが日本食なんです。
今回はドイツ生活でホームシックになる前に知っておくと安心な日本食に関する情報を3つご紹介します。
もくじ
1.渡独前の準備が大事!日本の調理器具と日本食器
日本では手軽に買えるものがドイツでは高価なものになったり、販売していなかったりします。
そのため、日本の時よりも日本の調理器具を使って日本のものを自分で作るようになりました。
【ドイツに行ってから作るようになったものと役立った日本の調理器具】
・巻きずし→巻きす
・たこ焼き→たこ焼き器
・日本のふわふわの食パンや総菜パン→ホームベーカリー
日本では手軽に買えるので、こまちは上記のものをわざわざ自分で作ったりしたことはありません。
その為、日本では使ったことのなかった調理器具でしたが、ドイツ生活では、なくてはならないとても大事なものとなりました。
こういった調理器具を使って、
「ドイツに売ってないから食べられない」から「ドイツでも自分で作って食べられる!」
と前向きな気持ちになることができます。
また、重要なのが食器です。
料理の盛り付けを和食器にするだけでも、気分がワクワクします。
【私が持ってきてよかった和食器】
・ざるそば用の食器
・寿司桶
日本からドイツに来るときは使うかな?と疑問をもっていたものもドイツで生活を始めたら大活躍!
和食器もドイツに来ると貴重に感じ輝いて見えます。
日本から持っていくと安心なものを知りたい方へ
ドイツの食材でも工夫とアイディアで日本食が作れる!
ドイツ生活初期は、ドイツの食品に関して何を買ったらいいかよくわからないということが多くそれもストレスの原因になったりします。そんな時に、心強い味方になってくれるのがインスタやYouTubeの存在。
ドイツ在住の日本人の方がドイツで手に入りやすい食材でうまく日本食に代用しているアイディアの投稿は本当に頼りになります。
いろんな方が投稿されていますが、その中でも,こまち自身も手軽に作れるのでよく参考にさせていただいているインスタグラマー&YouTuberの方のレシピの投稿を紹介させていただきます。
きっと、ドイツでの食生活に関して不安を感じている方にとってはとても大きな心の支えになるのではないかと思います。
(1)Instagram【ドイツDEおうちご飯】Kaoruさん
Kaoruさんはドイツの中でも日本食材が手に入りにくい地域在住の方。
色々工夫してドイツで手に入るもので簡単につくる日本料理のアイディアをたくさん投稿されています。
料理が得意でなくても簡単に作れるレシピが多くて気に入っています。
①【ドイツDE納豆づくり】
インスタ投稿→【ドイツDEおうちご飯】ドイツDE納豆づくり
ドイツでも納豆を自分で作れます!
最初からはハードル高いかもしれませんが、生活に慣れてきたら挑戦したいものの1つ。
【ドイツの納豆事情】
納豆は冷蔵ではなく冷凍になってしまいますがデュッセルドルフでは日系スーパーで買うことができます。
お値段は日本だと納豆3個セットパックが100円前後ですが、デュッセルドルフでは3ユーロ前後。
日本円だと378円。(2021年1月レート1€=126円)
日本の大体3倍くらいの値段になります。
これも、ドイツの地域によっても価格に差があるかもしれません。
Kaoruさんの住む地域ではコメントを見ると日本の5~6倍くらいするようです。
ちょっと、日本の時のように買わずに、少し我慢してしまう気持ちお分かりいただけますか?
これを、手作りするようになると我慢せずに自由に好きなだけ食べられるようになるので心の余裕が生まれます。
②お餅の代用【クヌーデルの磯部餅】
インスタ投稿→【ドイツDEおうちご飯】クヌーデルの磯部餅
ドイツのジャガイモのおだんご料理クヌーデルをお餅に大変身させたアイディア
紹介されている市販のすでにおだんご状になっているクヌーデルを使って簡単にお餅の感触を再現!
実際に作ってみましたが、餅のようにのびたりしませんが餅の感触を感じました!
③.豆腐の代用【にがり不要の簡単手づくり豆腐】
冷奴がたべたい!でも手軽に買えないそんな時でも
これならゼリーを作る感覚で豆腐が手軽に作れます!
ドイツで手に入る豆乳とゼラチンだけで簡単に作れる手作り豆腐の代用レシピ
ドイツで手に入る豆乳とゼラチンだけで簡単に作れる手作り豆腐の代用レシピ
私も期限切れ間近の豆乳の救済に作りましたが本当に手軽です!
Kaoruさんの投稿は最後に使っている食材パッケージも掲載されているのでドイツ生活初心者には本当にありがたいです!
Kaoruさんの投稿は最後に使っている食材パッケージも掲載されているのでドイツ生活初心者には本当にありがたいです!
Instagram【ドイツDEおうちご飯】
・ドイツ在住元看護士のKaoruさん
・日々作る食事を投稿。
・簡単に作れる日本食のアイディアが役立つ!
・投稿の最後に使ったドイツの食品や食材も紹介されているので自分で買いたい時に助かる!
Instagram:【KAORUドイツDE おうちご飯】
(2)YouTube&Instagram【macwatanのキッチン】macwatanさん
macwatanさんはドイツ在住の料理家さん!
手間暇かけた本格料理から手軽でおいしいものまで幅広く投稿しています。
YouTube動画もまるでオンラインの料理教室かのようにポイントを押さえていてわかりやすいです。
そして、調理に必要な豆知識もふんだんに教えてくれます。
ドイツ料理も紹介されていて、扱い方がわからないドイツ食材についても切り方や保存方法なども含め紹介してくれるので本当にドイツ生活スタートには頼れる存在になること間違いなしです。
①ドイツでおせちづくり
YouTube動画→【海外在住おせち】正月準備!おうちでできるおせち六種ドイツで自炊
こんな素敵なおせちがドイツでも作れてしまうんです!
ドイツでは、日本のようなお正月は味わえないのでおせちが食べられたら本当にうれしいですよね。
毎年参考にしたい投稿です。
②.うなぎの代用品
ウナギが食べたい!そんな要望をドイツで手に入る低価格のお魚で代用している投稿がこちら。
この投稿直後から、再現しておいしかった!というインスタ投稿がたくさん!
macwatanさんが紹介したウナギの代用魚のパンガウシスはドイツで安く手に入り日本人が食べてもおいしいお魚!
ドイツはお魚が高いので安くておいしいのはありがたいです!
ウナギの代用だけで終わらず他の料理にも使いやすいとmacwatanさんの一押しのお魚です。
他にもパンガウシスを使ったレシピ動画があるので是非参考にしてみて下さい。
YouTube&Instagram【macwatanのキッチン】
・ドイツ在住の料理家macwatanさん
・日々作る食事をインスタ投稿&YouTube配信
・動画もわかりやすくドイツの食材の扱い方や料理の豆知識なども参考になる。
・こだわり本格レシピからお手軽レシピまで。
macwatanのキッチン【YouTube】
macwatanのキッチン【instagram】
ドイツで日本食が再現できておいしかった!たったこれだけのことでも結構心がワクワクして元気になれたりします。
他にも探してみるといろんな方がいらっしゃいます。自分の好みの方を是非探してみて下さい。
他にも探してみるといろんな方がいらっしゃいます。自分の好みの方を是非探してみて下さい。
3.ホームシックになってしまった時はドイツの日本”デュッセルドルフ”へ
日本食を自宅で食べるだけでは物足りない!もっと日本を感じたい!日本に帰りたい!ともしホームシックになってしまった場合は日本よりずっと近いドイツの日本”デュッセルドルフ”へ来てみて下さい。
デュッセルドルフはドイツ最大の日本人街のある町。
ここでは、ドイツでも十分日本を感じることができます。
デュッセルドルフの中央駅から延びるインマーマン通りここでは日本にいるかのようにいろんな日本を体験できます。
【デュセルドルフで体験できる日本】
・日系のホテルに泊まる。
・日本食レストランで和食を食べる。
・本屋で日本語の本を買う。
・日本人の美容師さんに日本語で会話をしながら髪をカットしてもらう。
・日系スーパーで日本食材を買う。
・日本食器や和小物を買う。
・中央駅から電車で15分程度で日本のお寺参拝もできる。
レベルの高いデュッセルドルフの日本食レストラン
デュッセルドルフには、ここは日本か!と思うほどレベルの高い日本食が食べられるお店がそろっています。
おそらく、毎日どこで食べようかと迷ってしまうくらい選択肢がありますよ!
【デュッセルドルフの日本食レストランのラインナップの一例】
・炭火焼き焼き鳥居酒屋
・寿司や刺身などの和食料理店
・手打ちそばのお店
・とんかつ専門店
・日本式焼肉店
・ラーメン店
(札幌味噌・博多とんこつ・鶏ラーメン等スープに各店こだわりがあるお店が多数)
・炭火焼き焼き鳥居酒屋
・寿司や刺身などの和食料理店
・手打ちそばのお店
・とんかつ専門店
・日本式焼肉店
・ラーメン店
(札幌味噌・博多とんこつ・鶏ラーメン等スープに各店こだわりがあるお店が多数)
これだけたくさんの日系レストランがデュッセルドルフにはありますが2020年から始まったロックダウンで長い間テイクアウトのみの厳しい状況がつづいています。
そんなデュッセルドルフで頑張っている日系レストランを応援したいと思い「デュッセルフード」というインスタの別アカウントでデュッセルドルフの日系のレストランの投稿をしています。
いつかデュッセルドルフに来たときの日系レストラン選びの参考に、どんなレストランがあるのかインスタに遊びに来て見てみてくださいね!
デュッセルフードのアカウントを見てみる→dusselfood.japaneseのinstagram
まとめ
今回は、転ばぬ先の杖。ホームシックになる前に知っておきたい日本食に関する3つの情報をご紹介しました。
【ホームシックになる前に知っておきたい日本食に関する3つの情報】
1.日本調理器具や日本食器はドイツ生活で重要な存在になる!
2.ドイツの食材でも工夫とアイディアで日本食やその代用が作れる!
3.つらくなったときはデュッセルドルフで日本を感じる体験をし、おいしい日本食を食べる事ができる!
ふと日本に帰りたい・・・そんな風に思う私はダメなんじゃないか?ともしそう思った時は今回の情報を是非思い出してみて下さい。
ホームシックは誰にでも起こりえます。
ホームシックはドイツ語ではheimweh(ハイムヴェー)。
heim(故郷)を思ってweh(痛い)ってとてもうまく表現されているなと感じた言葉です。痛みを感じる前に
ドイツでも手に入る食材で工夫すれば手軽に日本食が作れる!
そして、日本が恋しくなってもドイツのデュッセルドルフで日本を感じられる。
そのことを知っているだけでも少し安心できませんか?
ドイツ生活のはじめの一歩を楽にしたい!
そんな気持ちでこまちがお伝えする【デュッセルママのドイツ生活はじめの一歩】
次回もどうぞよろしくお願い致します。
さいごに・・・皆様からのコメントに感謝
1月に投稿した「ドイツ生活はつらい?楽しい?生活の初めの一歩で感じた事と失敗談」の記事に関連してコメントをくださった皆さまありがとうございました!
こまちのインスタで皆さんのドイツ生活初期に困ったことなどを募集したところ
ドイツ生活経験者の方からたくさんのご返信をいただきその一部を第一弾としてインスタ投稿とブログでまとめてます。(内容は同じなので好きなほうで見てみて下さい。)
【instagram】→ここに注意ドイツ生活!皆さんの生活初期に困ったことまとめました!
【Blog】→ここに注意ドイツ生活第一弾!ドイツ在住者からのメッセージ
これからドイツ生活を始める方のお役に立てるのであればという
ドイツ生活経験者の方々の優しい気持ちで完成した投稿です!
特にインスタ投稿のコメント欄には、多くの方が体験談をコメントしてくださっていて、とても参考になります!
コメント下さった皆さま本当にありがとうございました!!
こんな感じで、こまちだけの意見ではなく皆さんからのコメントもシェアしている投稿もあるので、よかったらこまちのインスタやブログにも遊びに来てくださいね!
デュッセルママこまちのインスタ&ブログ
【instagram】ドイツ生活で知ったこと:こまちがドイツ生活初期に知りたかった事を簡単に投稿しています。
【Blog】デュッセルママのドイツ駐在生活メモ:海外赴任準備からドイツ生活に関して詳しく投稿しています。【instagram】デュッセルフード:デュッセルドルフ日系レストランを個人的に応援する紹介投稿をしてます。
【Blog】デュッセルママのドイツ駐在生活メモ:海外赴任準備からドイツ生活に関して詳しく投稿しています。【instagram】デュッセルフード:デュッセルドルフ日系レストランを個人的に応援する紹介投稿をしてます。