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本物のドイツパンが食べられるお店 Schomaker@大岡山

本物のドイツパンが食べられるお店 Schomaker@大岡山


前回はドイツ人にとってのパンのウンチクを垂れてしまいましたが・・・今回は本物のドイツパンが食べられるお店をご紹介します。




こちら大岡山の住宅街にあるパン屋さんSchomakerです。








私のお気に入りはBreze、そしてパーティークランツ(ドイツ産ライ麦30% 国産小麦70% ひまわり・かぼちゃの種・ライ麦の押し麦・ケシの実入り)です。パーティークランツはおいしいし、お花のようで見栄えも良いので、お花見シーズンに差し入れとして持っていったりもしていました。








Schomakerのパンを人と会う時のちょっとした手土産として持っていくことも。もちろん自分でも食べていて、やっぱり好きなのはBrezeです。家で食べる時は上手に切ってBrezeの間にバターを挟んで(バターを塗って)食べています。ドイツでよく食べるButterbrezeですね。大好きなのですが、外出時にはバターを挟むとベタッとするのと、この季節(夏や残暑が厳しい9月)にバターが塗られたものを持ち歩くのは厳しいので、Butterbrezeはもっぱら「家での楽しみ」となっております(笑)




外出先でのBrezeはこんな感じで(笑)








ところでドイツ人にとって「パン屋さん」は「地元」にあるもの。なので、家から歩いていける距離のパン屋さんがあるって、とても嬉しいのです。




洗足に住んでいた頃は散歩がてら大岡山まで一駅歩いてSchomakerでパンを買っていました。徒歩15分ぐらいですね。今住んでいる等々力からは歩くと40分ぐらいかかりますが、道の半分以上は緑道で気持ちよく歩けます。なので散歩がてらに買いに行くことも。というわけで、Schomakerのパンがおいしいのはもちろん、私はパンを買う時は「お散歩」とつなげているのでした。散歩好きというのも、なんだか典型的なドイツ人ですね(笑)




Schomakerではドイツ人のお客さんもよく見かけます。それというのも、ここのパンは「本場の味」だから。なので、いわゆるアンパンのようなものではなく、ドイツで売られているようなパンが基本です。




こんな感じです。








いま本当にドイツ国内にいるんじゃないか?と思ってしまうような品揃えですが、それもそのはず、店主の清水さんはドイツのパン屋さんで修業をしていたのです。




日本においしいパン屋さんはたくさんあると思うのだけれど、Schomakerは「おいしい」のはもちろん「ドイツ本場の味」なのが嬉しいです。そういう意味で私の中ではNo.1のパン屋さんです。




先ほど散歩をしながら買いに行くと書きましたが、ウエブでも注文できます。




今回はサンドラのおススメのドイツのパン屋さんをご紹介しました。




また次回~。




サンドラ・ヘフェリン




★追記★ 先日、東洋経済オンラインで「ポテトサラダ」について書いたのですが、その中の3頁目にパンについても書きましたので、よければこちらをご覧ください。

サンドラ・ヘフェリン

ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴19年、著書に「ハーフが美人なんて妄想ですから!!」(中公新書ラクレ) 、「ニッポン在住ハーフな私の切実で笑える100のモンダイ』(原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: ヒラマツオ/KADOKAWA)、「『小顔』ってニホンではホメ言葉なんだ!?~ドイツ人が驚く日本の「日常」~」(原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: 流水りんこ/KKベストセラーズ)」など計11冊。自身が日独ハーフであることから、≪ハーフはナニジン?≫、≪ハーフとバイリンガル教育≫、≪ハーフと日本のいじめ問題≫など「多文化共生」をテーマに執筆活動をしている。ホームページ 「ハーフを考えよう!」 を運営。趣味は時事トピックについてディベートすること、カラオケ、散歩。

サンドラ・ヘフェリン