【今週のドイツ語】Schnee von gestern
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
2020年最初の今週のドイツ語は
Schnee von gestern
シュネー フォン ゲスターン
今、この記事を雪景色の中で読んでいる人はいるでしょうか。
Schnee は「雪」
von gestern で「昨日の」
つまり直訳すると「昨日の雪」です。
これから雪が降りますよ、今まさに雪が降っていますよ、というニュースは人々の関心を集めます。
でも翌日になると、「昨日雪が降った」ことは既に皆が知っています。
しかも、例えばもう溶けてぐちゃぐちゃと汚くなっていたり、道路の脇では凍って固まっていたりして、人々の興味関心はなくなります。
(でも東京で大雪が降ると、翌日のニュースも雪の話題で持ちきりですね!)
こういったことから、昨日の雪とは、もう過ぎたこと、既に知れ渡っている話、誰も興味関心のない話、などという意味です。
以前紹介した kalter Kaffee と同じような意味で使われます。
2019年にあったことはもうすべて Schnee von gestern。
2020年もたくさんの楽しいことがありますように!
©ドイツ大使館
今週のドイツ語