【今週のドイツ語】Glücksbringer
いよいよ今年最後の「今週のドイツ語」です。
今日は新年を迎えるにあたって縁起の良い言葉(もの)をご紹介します。
Glücksbringer
グリュックスブリンガー
Glück は幸運、bringer は持ってくるという動詞 bringen が変化したもので、直訳すると幸運を運ぶ人、幸運を運ぶもの、です。
以前 Glücksschwein の回で、ドイツでは豚は幸運の象徴の一つとされていて、よく年末から新年にかけてデコレーションやお菓子のモチーフなどに使用されている、と紹介しました。
この豚の他にも、幸運の象徴とされるものは幾つかあり、それらを全部まとめて、幸運を運ぶものという意味で Glücksbringer と呼びます。
幸運の豚の他には次のようなものがあります。
das Glücksschwein 幸運の豚
der Glückspilz 幸運のキノコ(赤に白い斑点のあるキノコ)
das (vierblättrige) Kleeblatt (四つ葉の)クローバー
der Glückscent (Glückspfennig) 幸運の1セント硬貨(1ペニヒ硬貨)
das Hufeisen 蹄鉄
der Marienkäfer てんとう虫
der Schornsteinfeger 煙突掃除人
ドイツでは、年末年始には街中で頻繁にこれらを見かけます。特にマジパンでできたものがころんとしていて可愛いですよ。
今年も1年間お読みくださりありがとうございました。
皆様、どうぞ良い新年をお迎えください!
Wir wünschen euch allen einen guten Rutsch ins neue Jahr!
今週のドイツ語
©ドイツ大使館