ドイツに女王!?
ドイツ総領事館に居候しているリョウちゃんからメールが届いたよ♪
今日の話題は・・・=^_^=
ドイツには女王様も王様も皇帝も今はいないのは皆さんご存知の通り。
でも、Isabell WerthさんはQueenっていつも紹介されているんだニャン(=^・ω・^=)
Isabellさんは馬場馬術(Dressage / ドレサージュ。人馬一体となって、ステップを踏んだり、図形を描いたり、まるで人馬のダンスのような競技。決められたルーチンを行う規定演技の「グランプリ・スペシャル」と、フィギュアスケートのように音楽に合わせて行う自由演技「キュア」の2種類。国別対抗の団体戦と個人戦がある)の選手で、その成績がすごすぎる!
☆オリンピックでメダルを10個(金メダル6個、銀メダル4個)
☆世界選手権優勝9回
☆ヨーロッパ選手権優勝20回
☆ドイツ選手権優勝40回
これまでの馬場馬術史上、これほどの成績を収めた選手はいないっていうぐらいの選手。
Isabellさんが競技を終えると、アナウンサーや解説の人は
「さすが、Queen of Dressage, Isabell Werth!(ドレサージュの女王、イザベル・ヴェァト!)」
って言うんだよ。
ドイツでは、馬術競技はとてもメジャーな競技なので、大きな大会の後は必ずニュースのスポーツコーナーで取り上げられる。
8月19~25日に開催されたヨーロッパ選手権では、ニュースのスポーツコーナーでもトップ扱いで、
「『もう言葉がありません』とはドイツ馬術ナショナルコーチの言葉ですが、このヨーロッパ選手権では歴史的な3種目制覇でした!」
「私も見てたんですけど、本当にすごかったですね。特にこのオリンピックの前年に」
と言う風にアナウンサーの人もとってもうれしそうにリポートしてたニャン。
それもそのはず、今回のヨーロッパ選手権ではドイツは馬場馬術で団体金メダル、そして個人でも1位から3位までをドイツ人選手がメダルを独占!
そしてQueenは、団体、グランプリ・スペシャル、キュアで金メダル3個(=✧ω✧=)
一緒にがんばった、お馬さんのBella Roseちゃんはご褒美のニンジンをもらったみたいで良かったニャン。
そんなQueenが最近のインタビューでよく聞かれるのが「引退」について。
先日のインタビューでは
「最近、よくその質問がでるけど、私はそーーーーんなに年でもないし、私より年をとっても競技を続けてる人もまだいるわよ」
ってユーモアたっぷりに答えてた。
引退なんかせずに来年の東京オリンピックでは金メダルを期待してますニャン(=^ ◡ ^=)
(04. September 2019)
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