パートナー国「JAPAN!」
ドイツ総領事館に居候しているリョウちゃんからメールが届いたよ♪
今日の話題は・・・=^_^=
ドイツでは女子の人気No.1スポーツが乗馬だけど、観戦するのは女子だけじゃない。
ドイツのアーヘン(Aachen)で毎年開催されるCHIO Aachenという大会は世界有数の馬術大会の一つで、さすが「馬術大国ドイツ!」と言ってしまうほど大規模。
今年は7月の後半に開催されたんだけど、世界30カ国340名の選手、550頭の馬(ショーなどに参加する馬も含めると1000頭!)が参加。
会期中の来場者数はのべ37万人、賞金総額は3億円超・・・
競技は馬場馬術(ドレサージュ。フィギュアスケートの規定や自由演技に似てて、ダンスをするかのように人馬一体となって演技するんだニャン)、
障害(バーや水たまりなどの障害物をジャンプで越えタイムを競う)、
総合(馬場馬術、障害、クロスカントリーからなる)
などのオリンピック課目だけでなく、
馬車(障害物の間を通ったり、池に入ったり・・・)、
軽乗(ボルティング。円を駆ける馬の上で逆立ちしたり、ジャンプしたりと、アクロバットな演技を行う)
の5種目。
この中でも一番盛り上がるのが、馬場馬術と障害。
馬場馬術は「ドレサージュの女王」と呼ばれる世界ランキング1位のイザベル・ヴェアトを始め、最終競技でドイツ人選手(全員女性!)が表彰台を独占!
おまけに、競技が行われた日はヴェアト選手の50回目のお誕生日ということもあって、大盛り上がり。
障害競技では、ドイツ選手がスタートする順番になるとスタジアムは大興奮!
司会の人が「みなさん、1、2、3・・・静かに、ご協力ありがとう」というぐらい、会場が騒がしい。
バーが落ちれば、「あぁ~」と落胆のため息、すべての障害をクリアしてゴールすればスタンディングで指笛を鳴らしながら大喜び!
最終競技は残念ながらドイツ人のダニエル・ドイサー選手が1位との差0.37秒で2位だったニャン。
このCHIO Aachenは毎年、大会パートナー国を決めていて、今年はフランスがパートナー国だったニャン。
なので競技の間のショーではフランス軍による馬の曲芸があったり、出展者エリアにはフランスの馬具メーカー(かのエルメスも!)が出展。
そのパートナー国、来年は、な、な、なんと「JAPAN!」
パートナー国はその国の馬文化を紹介したりショーを行ったりするんだけど、来年のCHIO Aachenがどんな風になるか今から楽しみだニャン!
(20. August 2019)
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