【今週のドイツ語】Wehmut
今日はG20大阪サミットが開催されて、大使館と大阪の総領事館の担当職員たちは大忙しです。
メルケル首相も今朝無事に、大阪に到着しました。
さて、こちら東京の大使館では、フォン・ヴェアテルン大使の離任前最後の出勤日となりました。
大使自身も、日本での駐在は素晴らしい期間だったと述べており、やはり日本を離れるにあたって寂しい思いがあるようです。
また、本当に日本の皆様からだけでなく職員からも愛されていた大使なので、職員たちもやはり寂しい気持ちでいっぱいです。
ということで、今日紹介するのはこれです。
Wehmut
Weh = 痛み と Mut =勇気 がくっついている単語なのですが、痛い勇気??ではありません。
これはまさに今、大使や職員たちが感じている気持ちを表しています。
少し悲しい、少しさみしい。
素敵な、素晴らしい過去や思い出を振り返り、懐かしみながら感じる、少し切ない思いのことです。
昨日ちょうど大使とある職員が、いよいよ大使の離任が直前に迫り現実的となって、さすがにWehmutを感じますね。
という会話をしていました。
ドイツ語らしい言葉でしたので紹介しました。
「懐かしい」とか「 切ない」「寂しい」 という日本語は、英語やドイツ語にない、または訳しづらい言葉と言われていますが、この3つをひっくるめた感じの単語ですね!
今週のドイツ語
©ドイツ大使館