ドイツ情報満載 - YOUNG GERMANY by ドイツ大使館

【今週のドイツ語】Wasser in den Wein gießen

【今週のドイツ語】Wasser in den Wein gießen

Wasser in den Wein gießen

ヴァッサー イン デーン ヴァイン ギーセン

 

Wasser は 水

in den Wein で  ワインに

gießen 注ぐ

つまり、ワインに水を注ぐ という意味です。

 

できればワインは水で薄めずに飲みたいところ。

でも17世紀頃までは、お店でワインを頼むと(こっそり)水で薄めて出されるようなことがあったそうです。これではせっかくのワインが台無し、喜びも半減です。

 

つまりこのことわざは「水を差す」という意味。

せっかくの話に水を差す、喜んでいる・盛り上がっているところに水を差す、という表現です。

日本語でも同じ「水」を使うのが面白いですね。

 

完全に余談ですが、夏のドイツでよく見る飲み物に (Weiss)Weinschorle があります。Schorleショーレ とはソーダ割りのこと。つまりWeinschorle ヴァインショーレはワインのソーダ割りです。

え、薄めちゃうの?と思いますよね。

でも、よく晴れた暑い夏の午後に、レストランのテラス席に座って白ワインショーレを飲む・・・これが 意外といいんですよね。

 

今週のドイツ語

©ドイツ大使館

大使館スタッフ

ドイツ大使館 広報部の職員による投稿です。

こちらもよろしく!
Twitter: @GermanyinJapan
Facebook: @GermanyInJapan
Website: ドイツ大使館
今週のドイツ語が本になりました!→「ドイツのことば図鑑

大使館スタッフ