窓を開けるのが好き
今日は三重県から桑名市立光陵中学校のみなさんが来館。
ジャメルさん、ヨハンナさん、カオルさんがお迎えしたんだ。
「1年におよそどのくらいビザを発給していますか?」
この質問にジャメルさん、これまでたくさんの学生さんの質問に答えてきたけどこの質問は初めてだって。
ドイツからの要人が来日する時や文化交流など、結構華やか仕事のイメージが強い大使館だけど、実はビザ発給など「領事」関係の仕事はとても重要。
日本人は3ヶ月以内の旅行などにはビザが不要で、またドイツに行ってビザ発給も可能なので、東京のドイツ大使館ではあまり日本人にはビザを発給していないみたい。
でも年間約2000件くらい発給して、その中でワーキングホリデービザも350件。
発給対象は主に日本に住んでいる中国人方々など。
ヨハンナさんによると上海のドイツ総領事館ではひと月に1万件も発給しているとのこと!
ケタが違いますニャ=^_^;=
みなさんからはこんな質問も。
「大使館の建物にドイツの様式を取り入れたものはありますか」
これにはジャメルさん、窓について紹介。
ドイツでは冬とても寒いので窓ガラスが2重になっていて、大使館の窓ガラスも2重になっているんだ。
そして窓がドイツの様に2つの開き方をする・・・扉を開くように全開するパターンと手前に倒す様に傾けて上側から空気を取り入れるパターン。
ドアの取っ手で開け方がコントロールできるんだ。
ドイツ人は窓を開けるのが好きで、夏などはエアコンが無いので外から風を入れて部屋を涼しくするんだって。
いろいろな質問に答えた後は、美味しいドイツパンを試食。
記念撮影をして大使公邸のお庭を見学。
「日独友好親善之鐘」の音が長く響いてましたね♪
楽しい修学旅行を続けて、「わたしのドイツ」もぜひ応募してニャ=^_^=
(13. Juni 2018)
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