運命の5月12日
ドイツ総領事館に居候しているリョウちゃんからメールが届いたよ♪
今日の話題は・・・=^_^=
この日、ハンブルクは泣いた・・・
ハンブルクっ子の自慢と言えば、ハンブルクのサッカーチーム、ハンブルガーSV(HSV)もその一つ。
どうして自慢かと言えば、クラブ創立以来一度も2部に転落したことがなく、そういうチームはブンデスリーガ創設メンバーチームの中でもHSVだけなんだニャン。
でも、そんな自慢のHSVはここ数年は成績が振るわず、シーズン終盤には「2部降格の危機!?」と毎年のように騒がれてたけど、何とか1部残留していたっていうのが実情。
そして、今年もそんな事態が・・・
最終節を迎えたときの状況は
・最下位ケルンが降格決定
・ヴォルフスブルクとHSVが降格圏。
この2チームのうち、成績の良いチームはプレーオフで2部のチームと戦い、1部残留の可能性があるけど、下から2番目のチームは自動的に降格決定。
最終試合の5月12日(晴天!)、HSVの対戦相手はボルシア・メンヒェングラッドバッハ。
そして、この裏では降格争いをしているヴォルフスブルクと降格決定のケルンの試合が。
HSVが勝利し、かつケルンがヴォルフスブルクに勝利しないと、HSVはプレーオフに進めないという瀕死の状況。
そんな試合前にハンブルクっ子に話を聞いてみると、
「いいかい、何が大変って、クラブの歴史上今まで一度も降格したことがなく、そしてブンデスリーガ(創設メンバー)唯一の降格未経験のチームがだよ・・・」と熱く語り出す。そして
「でも、まぁ今回ばかりは無理だろうよ・・・」と、肩をすくめてため息をつきつつ、どこかへ。
でも、別の人は
「ボクは(ハンブルクをホームにする、もう一つのチームで現在2部の)St.Pauliのファンなんだけど、HSVが2部になったら、ハンブルク・ダービー(ホームを同じ街にするチームの試合)が見れるんだよねぇ」と、ちょっとうれしそう。
そして、結果は残念ながらHSVは最終節に勝利はしたけど、ヴォルフスブルクが試合に勝ったので、降格になっちゃった。(一部の熱狂的ファンは試合終了間際に暴走・・・)
来シーズンがんばって、早く1部に昇格して欲しいニャン。
(29. Mai 2018)
『わたしのドイツ 2018』作品募集中! ⇒ https://japan.diplo.de/ja-ja/aktuelles/-/2072658
「ドイツ大使館ネコのきまぐれブログ・アーカイブ」 ⇒ http://nekoblog-yg-japan-archive.blogspot.jp