バウムクーヘン工場訪問
ドイツ総領事館に居候しているリョウちゃんからメールが届いたよ♪
今日の話題は・・・=^_^=
ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州から来日したデリゲーションに同行したケーラー総領事。
「ここに行ってきたんだよ!」と、示したこの衝撃の写真!
白衣に身をまとい、帽子とマスクの間から見える目は確かにケーラー総領事!
って、それよりも背景のこの大量のバウムクーヘンは一体!?
興味津々で聞くと、バウムクーヘンをはじめドイツのお菓子で有名な製菓会社ユーハイムさんの愛知県安城市にある中央工場を訪問したんだそう!
この中央工場は日本各地にある8つの工場のうちの1つで、繁忙期には約500人が働く巨大工場!
最近の工場はオートメーション化され、人の姿は殆ど見当たらないって聞くけど、機械化されたこの工場ではたくさんの人が働いているんだ。
みんなが知っているバウムクーヘンはすでにカットされた形だけど、その前の棒状のバウムクーヘンはちょっと波打ってるって知ってた?
ユーハイムの工場ではこのビミョーな凹凸を職人が1つずつ、くし状の器具を使って作ってるんだって。
そしてこのバウムクーヘンを木の芯から抜いて、紙をはがすのも人の手で。(カットは機械ですけど・・・)
今回の訪問ではユーハイムの河本会長が直々に工場を案内。
河本さんのお父さんは会社の発展に活躍された方で、河本さんご自身は子どもの頃、創業者カール・ユーハイムさんの奥さんのエリーゼさんにかわいがってもらったんだって。
ドイツにとても詳しい河本さんは、ドイツ南西部出身のケーラー総領事が、
「正直言って日本に来るまでバウムクーヘンのことは知りませんでした」
と話すと、
「ドイツでも、バウムクーヘンが食べられているのは限られていて、例えばこの地域で・・・」
と、すごく小さな町のことまで紹介しながら解説。
ユーハイムにはドイツのマイスターの資格を持つ人が6人いて、そのうち3人がこの中央工場で働いているんだ。
マイスターの厳しい品質管理の下、いつもおいしいバウムクーヘンが作られてるんだね!
(04. März 2018)
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