ノミネート
ドイツ総領事館に居候しているリョウちゃんから久しぶりにメールが届いたよ♪
今日の話題は・・・=^_^=
2018ドイツフットボールアンバサダー最優秀監督賞にヴィッセル神戸のヘッドコーチ、ゲルト・エンゲルスさんがノミネートされた!っていう吉報が届いたので、確認してみると、にゃんとヴィッセル神戸のスタジアムでプレス発表会があるということで、潜入してきたニャン( ̄ー+ ̄)
新聞社の皆さんやテレビ局のカメラと並んでべスポジをゲット。
「今日はアットホームな雰囲気で行いたいと思います」という司会の方の案内通り、和やかな雰囲気で始まったニャン。
ドイツフットボールアンバサダー賞には選手部門と監督部門があり、ドイツ国外で活躍する選手・監督が対象で、サッカーを通して社会的な貢献をした人に贈られる賞。
2011年に創設されたこの賞で監督賞には元ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマンさんも受賞したことがあるんだって。
この賞はビッグネームにだけ贈られるわけではなく、「社会的な貢献」っていうのが重要!
最優秀賞に選ばれると受賞者が行う社会貢献を応援するための寄付金が贈呈されるんだ。
エンゲルスさんは、Jリーグだけでも、横浜フリューゲルス、ジェフユナイテッド市原、京都パープルサンガ、浦和レッズでコーチを務めた経験があって、この2月からはヴィッセル神戸のヘッドコーチに就任。
28年間!も日本とドイツのスポーツや社会的な交流に熱心に取り組んできたのが評価されたんだ。
エンゲルスさんは、東日本大震災で心に傷を負った子どもたちや若者に、サッカーや交流を通して、時間的な余裕を与えることによって、少しでも元気になれば・・・と「げんKids!プロジェクト」を立ち上げたんだ。
ドイツから若い選手やコーチを呼んで、サッカーをしたり、遊んだり、交流したり・・・
そして、このプロジェクトをもっと続けていきたいって、コメントしてたよ。
メディアからの質問はサッカーのことが中心で、
「この20年で日本のサッカーはどう変わりましたか?」
「日本のサッカーが成長するのに必要なものは?」
「日本の選手に、Jリーグにいる外国の選手から学んで欲しいことは?」
なんていう難しい質問にも、日独のサッカー事情を熟知したエンゲルスさんならではの非常に興味深い内容を流暢な日本語で答えていたよ。
「この賞にノミネートされての感想は?」という質問には、
「このことを聞いたときは、まだヴィッセル神戸との契約もしてなかったから、びっくりしました。でも、海外にいるドイツ人コーチはたくさんいるので、この賞にノミネートされたのは非常に名誉なこと。評価されることはやる気になる」と、とてもうれしそうに話してたニャン。
現在、この賞にはエンゲルスさんに以外に、もう2人ノミネートされてて、5月1日に最優秀賞が決定するそう。
そして5月の初旬にドイツ外務省で授賞式が行われるんだって。
エンゲルスさんが選ばれるといいなぁ。
(15. Februar 2018)
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