来年は『第九』100年
今日は鳴門教育大学附属中学校のみなさんが来館、ジャメルさんとトモコさんがお迎えしたんだ。
みなさんの学校がある徳島県とドイツはつながりが深く、その昔第1次世界大戦後に捕虜となったドイツ軍兵士が坂東俘虜収容所に収容。
捕虜といっても兵士たちは人道的で友好的な扱いを受け、地元の人々との交流が広がり、様々なドイツ文化が伝えられたんだ。
そんな日独の交流を描いた映画『バルトの楽園』は有名ですニャ=^_^=
当時伝えられた文化の中で特に注目されるのがベートーヴェン作曲の『第九』が日本で初演されたこと。
これはアジアとしても最初のことで、来年は初演から100年の節目の年を迎えるんだ。
そして鳴門市とリューネブルク市は姉妹都市提携を結び、『第九』を通して交流を続け、鳴門市とリューネブルク市が所在する徳島県とニーダーザクセン州も友好提携を結び、かつてニーダーザクセン州の首相を務めた経験のあるヴルフ元連邦大統領は2011年の来日の時、坂東俘虜収容所など徳島県を訪問したんだ。
⇒ 鳴門に響く歓迎の歌声
みなさんはジャメルさんに日本の感想を聞き、また事前に調べたGIZ(Deutsche Gesellschaft für Internationale Zusammenarbeit GmbH、ドイツ国際協力公社)の活動に関して質問。
おいしいドイツパンを試食後は、昨日までの天気が嘘の様に晴れて暖かな大使公邸のお庭を見学。
これからも日独の架け橋としてよろしくニャ♪=^_^=
(18. Oktober 2017)
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