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アクティブ ドイツ! Culture

ドイツの観光地に大体あるものは…「ミニゴルフ」 大人も子供も楽しめるアクティビティー

連載「アクティブ ドイツ!」<11>

日本でわたしがミニゴルフをやったのは、小学校の時に家族で出かけたキャンプ場だったか… なんにしても遠い記憶なのですが、ドイツにはミニゴルフ場がたくさんあります。ボーデン湖(Bodensee)に面した街々にも、ここかしこでミニゴルフ場が見られました。ミニゴルフは、気軽にプレイできるのが魅力。ちょっと散歩がてらやってみましょう!

庭園のようなリラックスできる空間

この日の湖畔は、いい天気をとおり越して気温は30℃ほど。かつてわたしが日本のキャンプ場でミニゴルフを経験した時は、真夏の太陽の下。「暑すぎるのは嫌だなぁ」と思っていたら、ミニゴルフ場は程よく木陰で覆われるように作られていて、ボーデン湖からの風が心地よく流れる空間でした。

コース以外は青々とした芝が敷かれ、ところどころ花が植えられてる様子はまるで小さな庭園といった雰囲気。パラソルやテーブル&チェアも設置され、休憩しながらプレイしたり終わった後のひとときも楽しんだりできそうです。

芝にテーブル&チェアが置かれリラックスした雰囲気 Photo: Aki SCHULTE-KARASAWA

芝にテーブル&チェアが置かれリラックスした雰囲気 Photo: Aki SCHULTE-KARASAWA

ちょうどいい難易度を満喫

ミニゴルフ場によって、コースのレベルもそれぞれ異なります。わたしたちが訪れた場所は、難易度が低め。これといって奇抜なコースはありませんでした。子供も飽きずにプレイできるくらいにはメリハリがあるものの、過剰にアドレナリンを放出せずにゆったりと楽しむことができましたよ(笑)

程よく木陰になるようにレイアウトされたボーデン湖沿いの街Langenargenのミニゴルフ場 Photo: Aki SCHULTE-KARASAWA

程よく木陰になるようにレイアウトされたボーデン湖沿いの街Langenargenのミニゴルフ場 Photo: Aki SCHULTE-KARASAWA

コースは全部で12。ひとつのコースで最大7打までチャレンジすることができます(地域ルールがあるのかどうかは確認していません)。売店で大人各3ユーロを支払いゴルフクラブとカラフルなボールを受け取ったら、スタート。ものの30分で全コースを巡ることができました。

夫と一緒にプレイした結果は、スコア「38(夫)対42(わたし)」。運動能力に優れた夫が対戦相手だったにしては悪くない結果か…と満足していると、「これ僕にとってもいいほうのスコア」とのこと。いつもは大体酔っ払った時にプレイしてきたので、ボールをカップへ収めることができないコースもよくあったということでした。わたしがボーリングの時のスコアが安定しないのと似たり寄ったりですね…。

著者紹介

シュルテ柄沢 亜希

Aki SCHULTE-KARASAWA ● 1982年生まれ、ドイツ・ドルトムント在住。フリージャーナリスト。執筆ジャンルは自転車・アウトドアアクティビティ、スポーツ、旅、食、アート、ライフスタイルなど文化全般。幼少期の5年間をハンブルクで過ごしたことがアイデンティティのベースにある。好きなものは、ビール、チーズ、タマゴ――ワイン、日本酒、ウイスキーも大好き。ランニング、ロードバイクライドにてカロリーを相殺する日々。ブログ「ドイツのにほんじん」に日記をつけ、産経デジタル「Cyclist」、三栄書房「GO OUT」などで執筆中。

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