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ドイツ大使館ネコのきまぐれブログ

Schweinemett-豚肉を生で食す!?

ドイツ総領事館に居候しているリョウちゃんからメールが届いたよ♪
今日の話題は・・・=^_^=


ドイツにはたくさんの種類のハムやソーセージなどの食肉加工製品があって、中には「えっ!?」っていうのまであるけど、その中でも日本では絶対食べれないのがSchweinemett(Schweine:豚、Mett:脂身のないひき肉)。
ベルリンではHackepeterとも呼ばれてる。

これは生の豚ミンチに、塩やたまねぎ、ハーブなどを混ぜたもので、焼いてもいいんだけど、焼かずにそのままパンなどに塗っても食べるんだ。

生の豚肉!

って聞くとびっくりするけど、ドイツにはひき肉に関する法律「Hackfleisch-Verordnung(ひき肉令)」というのがあって、それに従ったひき肉なら売ることができるんだ。

肉処理場には、寄生虫などを一頭一頭検査する係の人がいて、まずその検査にパスしないといけない。
そしてお肉をミンチにする時、半分凍ったお肉をカッターに入れるんだけど、
ミンチにするときの温度が2度以上になってはいけないとか、
冷やすために氷を入れてはダメ、
その日に製造されたひき肉だけ販売可能、
それぞれのお肉の脂肪分の割合などなど・・・細かく規定。

このSchweinemettはお肉屋さんから豚ひき肉を買ってきて、家で作ることもできるけど、できあがったものをお肉屋さんで買うこともできるんだよ。

お味は・・・
触感はネギトロをもう少しねっとりまろやかにした感じで、少し塩味が効いてる。
ソーセージやハムほど塩気はなかったけど美味ですニャン☆

日本では、刺身に始まり、うにや生牡蠣、牛のたたきに生卵などなど、色んなものを生で食べるけど、豚肉はご法度。
食肉加工の国ドイツでは、豚肉を生でも食べれるよう、食品管理が徹底されてて、美味しく食べれるニャン♪

(20. Juni 2017)


©German Embassy Tokyo

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