充実!ドイツのランチ
ドイツ総領事館に居候しているリョウちゃんからメールが届いたよ♪
リョウちゃん、本場でドイツ料理に舌鼓!
ドイツ料理っていうと、「ソーセージとじゃがいも!」っていうのが定番だけど、実はもっと色々あるんだよ。
そして意外と知られていないのが、ドイツの3度の食事の内容。
朝はパン、チーズ、ハムとソーセージ、ゆで卵、ジャム類で、ミューズリーやヨーグルトなんかも。
昼は一日で一番豪華で温かい料理。
夜はKaltes Essen(冷たい食事)と言って火を使わない料理が主流で、朝食とよく似た内容に加え、たまにスープなどが出る。
ドイツではお昼がメインで、お昼に日本の晩御飯にあたるようなごちそうが出るんだ。
メインには、Roulade(野菜やお肉をお肉で巻いたもの)、Auflauf(グラタン)、Schnitzel(薄いカツ)、Hühnerbrust Braten(鳥の胸肉を焼いたもの)などがあり、それぞれにさやインゲン、赤カブ、人参など、野菜を調理したものがつく。
付け合せのじゃがいもは、焼いたり、ゆでたり、マッシュしたりと大活躍!
ドイツ人に「ドイツ人が一番好きな野菜はじゃがいもだね!」っていうと、「じゃがいもは野菜じゃないよ、穀物だよ!」だって!
ある週の献立-ランチ
・チキンのソテー
・魚のトマトグラタン
・マウルタッシェン(ドイツ版ラビオリ)のクリームグラタン
・シュニッツェル(豚肉を薄くのばして、パン粉をつけてあげたもの)
・ルラーデ(お肉巻き:この日は、ミンチ肉・たまねぎ・ピクルスを混ぜたものを牛肉で巻きいたもの)の赤ワインソース
・シュパーゲルのオランディーヌソース
そして、実は4度目の食事といって、コーヒーの時間がお昼と晩御飯の間にあるんだニャン。
この時間には、コーヒーとケーキなんかを食べて、グーグー鳴り始めたお腹をなだめるンだ。
そして5月はSpargel(ホワイトアスパラガス)のシーズン!
ドイツでアスパラガスといえばホワイトアスパラが主流で、日本人がよく食べるグリーンのもちゃんとあるけど、ホワイトアスパラが断然人気。
Spargelの為にわざわざ郊外に行き、農家や道路わきの出店で買うのがドイツの風物詩。
日本人が春に筍を食べるように、ドイツ人はSpargelを食べるんだニャん。
茹でてオランディーヌソースをかけたり、スープに入れたりとSpargelは大活躍。
Spargelのシーズンは5月から6月の初旬までなので、この時期ドイツに行く人は「シュパーゲル、ビッテ!」とレストランで是非注文してね。
(26. Mai 2017)
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