ドイツに留学してみましたヾ(*´∀`*)ノ

同じ大学にいること

町中で発見、職業の名前が書いてある。五月一日がドイツの労働の日だったことに関係しているのか?

 

こんにちは。T.Yです。春もたけなわですね。ドイツはまだ肌寒い日もあったりしますが、日本はどうでしょうか。この頃の日本はもう暑かったような気がします。

さて、今回は新学期、ドイツで過ごす二学期目が始まったので、そのことについて少し書こうと思います。

他のブログを書いている方々とは違い、私は一年同じバイロイト大学に在籍することになっています。なので、他の皆さんが他都市への引っ越しや大学の手続きに追われている間、私はバイロイトでぬぼーっと長い春休みを過ごしていました。時々あまりにも暇すぎて(バイロイトは小さい街なので、外に出てもやれることが少ないのです(笑))、仕様がないときもありましたが、心穏やかに休みを満喫できたことは一年同じ大学に通う事の一つのメリットでしょう。家族にドイツを案内し、オーストリアにも行くことが出来て、よい休暇だったと思います。

後、一年間同じ大学にいくことのメリットは、大学の勝手がわかって動きやすいこと、そして何より仲良くなったクラスメイトと再び交流を持てるというところですね!

新しい大学に行くと、また新たに授業登録の仕方、大学の校舎の位置などを一から覚えなおさなければいけませんが、同じ大学に行くならその必要はありません。授業の雰囲気にも大体慣れているので、半年すでに過ごして愛着のわいた校舎で落ち着いて夏学期の授業を受けることが出来ます。何か新しいことにチャレンジするなら、自分の土台はしっかり固めておくこと、が私の信条です。自分に余裕がなかったら、恐らく何もできないのが私だと思っているので。

そして、一年同大学留学を推す一番の理由、「現地でできた友達ともっと仲良くなれる!」、これにつきます!

ぶっちゃけた話、私は人づきあいがあまり好きではありません。生まれてこの方、広い人づきあいはしたことがなく、いつも少人数の人と仲良くしていました。そんな気質の私ですから、大学を変えて新たな人間関係を築くことは自分にとってかなり高ハードルな課題だと思いました。それゆえ、在外履修に引き続き交換留学も出来るバイロイト大学を選んだわけです。

留学生の中には半年で帰ってしまう人たちもいますが、その一方で私のように一年もしくは一年以上ここに残って勉強する人もいます。今、バイロイトには私も含め六人の日本人が残っています。(今学期、一人新しい日本人がきて、今は七人です) 同じ苦楽を共にしている日本人の友人との絆は、素晴らしいものです!現に、私も日本人女子とはとても仲がいい(と思っています)です。そんな彼らとまた新しい思い出を作っていけるのは、同じ大学にとどまるからこその特権だと思います。

もちろんこれは日本人だけに限らず、他の留学生にもあてはまる話です。語学の授業で見知った顔と久しぶりに出会い「久しぶり!」「休暇はどうだった?」などと話をすると、(ああ、私はここで確実につながりを作れていたんだなあ)と実感します。バイロイト大学は敷地はそんなに広くありませんから、授業帰りに偶然知り合いと会って立ち話をした、とか、学期が始まる前に出会った人が同じ語学の授業のクラスメイトだった、とか、ささやかながらも心温まるイベントもあったりして、そんな時は本当にうれしくなります。

半年のうちに繋がった縁が、さらに太く強いものになるよう、コミュニケーションに精進していきたい所存です。

そんなこんなで現在、授業が始まって二週目です。セミナーや講義のドイツ語が全く分からなくてやめたくなったり、プレゼンの資料を約60ページドイツ語で読んで絶望したり、問題も山積みで、弱気な心がむくむく頭をもたげてきているこの頃ですが、そんな自分に負けないことを一番の目標に授業に臨んでいけたらいいと思っています。

今日街を散歩していたら、緑や花がたくさんあって綺麗だったので載せておきます。

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バイロイトマスコットキャラ(?)ワーグナーさん、服を着る。

 

それでは、今回はここで締めます。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

T.Y 07.05.2017   16:52

著者紹介

上智大学ドイツ語学科学生チーム

上智大学外国語学部ドイツ語学科在籍中の大学3年生(2019年4月現在)。2018年夏学期〜2019年夏学期 までドイツ各地に留学中。 真野 萌(Bonn) 大橋 ふみな(Heidelberg)磯貝 理津子(Freiburg)

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