ドイツの事
こんにちは。冬学期が終わり開放感に満ち溢れて遊びほうけていたら、昨日高熱を出してぶっ倒れたT.Yです。おかげで日本人女子主催の鍋パーティーにいけませんでした。悔しい。
二月は別れの季節ですね。私の友人たちの多くが国に帰ってしまうので、一人ひとり別れを告げたり空港へ行くのを見送ったりすると、一抹の寂しさを感じる今日この頃です。
今回は、結構前ですがバディのドイツ人と色々お話しして分かったドイツと日本の相違点についてまとめてみようと思います。
ちなみに私のバディは、英語学を専攻しているバイロイト大学の学生で、女の子です。とても美人さんです。
①ドイツ人は「二卵性双生児」を「Zwillinge」とは呼ばない
私には双子の妹がいます。ですが二卵性双生児のため、顔は全く似ていません。
家族の話題になった時、この話をしたのです。
T「実は、私は双子なんですよ」
B(バディ)「へえ、それはすごいわね。顔同じなの?」
T「いや、全く(姉妹一緒の写真を見せる)」
B「あら、じゃあこれなら双子とは言わないわよ」
T「へ?」
バディによると、ドイツ語で「双子」を意味するZwilling(複数はZwillinge)は基本的には一卵性双生児の事しか指さないのだそうです。二卵性双生児の事を言うなら、zweieiige Zwillinge と「二卵性」を指す言葉も入れないといけないのだとか。(私が彼女の言っている意味をきちんと理解できていたら、こんな内容の事を言っていたと思います)
へー!と思いましたまる。
②卒業式の形式が全く違う
日本の卒業式と言えば、制服を着こみ、体育館など大きな会場で、粛々とした厳かな雰囲気で行われるのが一般的ですよね?しかし、ドイツでは全く違うんです。
まず、ドイツ人は卒業式の日にはめちゃくちゃオシャレします。卒業式が始まるのは基本午後からなので、午前中にドレスを選んだり髪の毛をいじったりして用意を整えるそうです。
そして午後から始まる卒業式も、日本とは全く違います。そもそも卒業式が行われる場所は学校ではなく、Kirche、そう教会なんですね。しかも、日本なら名前を呼ばれて立ち上がり、形式ばった動作で受け取る、という形の卒業証書授与の際も、名前を呼ばれるまでは同じですが、壇上に上がると、そこにある大画面に自分の名前と幼少期のころの写真が大写しになって表示されるのだそうです。
下手くそな絵で申し訳ありませんが、私が見た写真はこんな感じでした。
夜は、ホテルで祝賀会が催され、皆ハイテンションでオールナイトダンシングするそうです。花火もバカスカ打ちあがるとか。ドイツ人ってお祝いの時に花火あげるの好きですよね。
③ドイツ人は季節によって髪色が変わる!?
これはバディ情報ではなく、日本スタムティッシュで出会ったドイツ人から聞いた話です。
ドイツ人は色素が薄いせいなのか、日照時間の違う夏と冬で髪色が大きく変わる人がいるそうです。
例えば、そのドイツ人の友人は、冬は茶色の髪色らしいのですが、夏になると完璧なブロンドに変化するそうです。体の色が変わるのは動物だけかと思っていましたが、人間でもあるんですね。この世界で生きるものの神秘ですね(?)。
さて、例にもれず写真が少ないので飯テロを敢行しようと思います。
バイロイトの某飲み屋のメニュー。ここのご飯は美味しいので好きです。
ハンバーガー屋さん。とっても大きい。ドイツ人ですら食べきれなかったりする。ちなみに私はあっさり完食しました(笑)
スパゲティアイス。このあたりでは有名なアイスです。イタリアを愛しすぎた結果ともいえる。
メンザ朝メニュー。チョコクロワッサン。
そういえば、私が以前ここで紹介した「倒れて運ばれてくるドイツケーキ」の写真がツイッターでそれなりの話題になったそうですね。お気楽に自分の書きたいことだけ書いてきていたので、思わぬ反響にびっくりしております。皆さまありがとうございます。そして、こんな話題を取り上げて下さったドイツ大使館の方々にも感謝です。
それでは、今回はここで締めます。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
T.Y 2017.2.15 17,08