ベルリンの日常、を支える人たち。
19日夜、
カイザー・ヴィルヘルム記念教会の横のクリスマスマーケットに、
ちょうど繁華街に外出中だった私は、慌てた家人の電話を受けて、
翌日は日本の友人知人などからメールを頂き、
新聞などを見ているとなんだか恐ろしくなり、
ベルリンがベルリンらしくあるために支えてくれている人たちの存
今回、
@PolizeiBerlin_E は事件などが起こった際にフル稼働する特別出動用アカウント。
その後、「家を出ないでください」「噂を広めないでください」「
こういう急な事件が起こった時、
このベルリン警察のtwitter、普段はベルリンらしく(?)
今年11月、緊急の電話がすぐにつながるよう、#
私が気に入ったのはこちらの会話:
"Hier jongliert einer mit 3 Schwertern an der Kreuzung." – "Das ist in Berlin normal." – "Ich kenne sowas nicht"
— PolizeiBerlinEinsatz (@PolizeiBerlin_E) 22. November 2016
7.11. / 12:32 Uhr#NoNotruf
「交差点で3人姉妹がジャグリングしてるんですけど!」
警察>「ベルリンでは普通のことです」
「私はそんなの知らないわ!」
………いかにもベルリンらしい対応です。。
蜘蛛を捕まえたから取りに来て!とか、
ちなみにドイツの警察も、緊急通報は110番!
このキャンペーン後、年間30万件以上という、「
ちょっと話はズレるのですが、
昨年末発表以来、一世を風靡した「Is mir egal」ー
「無賃乗車以外は、なんでもあり!」
に引き続きスタートしたのが、「Alles Absicht 全てわざとなんです」という、自虐広告。
しょっちゅう遅れる路面電車やバス、
急ブレーキや急発進、
もごもご不明瞭で何を言っているかわからないアナウンス。
自虐ネタ満載すぎて、遅延や突然の休止とか多すぎ、
こんなひどい(?)公共交通のあり方も、ある意味、
ベルリン交通は、この事件の後「
今日、ブランデンブルク門のクリスマスツリーを見に行きました。
ツリーの下に追悼のためのろうそくとともに置かれていたメッセー
そしてまた、
ベルリンのこの事件から新たな憎しみを生むようなことがあっては
そして死が日常になっている国に、早く平和が訪れるようにー そんな思いが伝わります。
長くなってしまいましたが、みなさまにもすてきなクリスマス、
Frohe Weihnachten & einen guten Rutsch ins neue Jahr!
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河内秀子(かわちひでこ)
東京都出身。2000年からベルリン在住。
ベルリン美術大学在学中からライターとして活動。雑誌『Pen』