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学校のこと/ニュルンベルク

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学校のこと/ニュルンベルク

先日、友人からハロウィンのお菓子をサプライズでもらいました。泣きそうになりました。

こんにちは、つい先日ニュルンベルクまで観光しにいって少々疲れ気味のT.Yです。

今日はAllerheiligen(万聖節)という全ての聖人と殉教者に捧げるキリスト教の記念日なので、大学は休みです。のんびりしながら、このブログを書いてます。お腹すいた。

今回は、学校のことについて紹介したいと思います。

まずは私が今留学しているバイロイト大学について紹介します。

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バイロイト大学は、バイロイト市の南部に位置する学校です。この地図内では一番下にあたります。Eと書いてある場所ですね。

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キャンパス内にすべての施設が揃い、私の住んでいる寮もこの中にあったりします。
コピーショップや教科書を売っている本屋、コンピューターに関するお店やちょっとしたカフェなどもあって、なかなかに快適な環境です。近くにはスーパーマーケットもあるので、自炊をしたい人にも便利な場所です。
少し市街地から離れてはいますが、歩いても三十分ほどなので頑張れば行けなくもありませんし(前回のブログでも書いたと思いますが)、生徒証さえ持っていればただでバスには乗れるので全く問題ありません。

バイロイト大学は、1975年に創立されたかなり若い総合学校です。
Fach(専門領域)は以下の六つ。

o Fakultät für Mathematik, Physik und Informatik
o Fakultät für Biologie, Chemie und Geowissenschaften
o Rechts- und Wirtschaftswissenschaftliche Fakultät
o Sprach- und Literaturwissenschaftliche Fakultät
o Kulturwissenschaftliche Fakultät
o Fakultät für Ingenieurwissenschaften

当初私は理系の方が強いかな、というイメージでしたが、バイロイトはアフリカについての博物館があるほどアフリカ研究が盛んで、その地域に関する授業は多くありますし、ワーグナーのお膝元とよべるほどの音楽と文化の街であるからか、Sprach-(略)の中にはMusikTheaterという学科があります。名前の通り、音楽と演劇について勉強する学科ですね。この学科があるのはドイツ国内でもバイロイト大学ただ一校で、そこに入りたいがゆえにバイロイト大学に進学した、なんて生徒もいたりします。
こうしてみてみると、どうしてなかなか、バイロイト大学は文系の学部も強そうです。
ちなみに私は、Sprach-(略)のGermanistik、その中でも留学生向けのInterkulturelle Germanisitkに所属しています。


ここからは、バイロイト大学に通い始めて気づいたこと、驚いたことを書いていこうと思います。
まずは授業時間について。
ドイツの大学のシラバスでは、授業時間は一律二時間で表記されています。日本での授業時間はどこも一時間半なので、日本に比べてドイツの生徒は勤勉だなあ、と思ったものですが、実は蓋を開けてみればドイツも授業時間は一時間半なのです。どういうこと?と思うでしょう。私も思います。
シラバスの二時間表記は、先生に与えられた時間帯のことです。その時間の範囲内でなら、いつ授業を始めてもいいし終わらせてもいいというわけなのです。
大方ドイツの授業は、「十五分遅れで開始、十五分早く終了」というAkademisches Viertelのc.t.(cum tempore)をとっています。つまり、10:00-12:00と授業時間が表記されているなら、10:15-11:45が実質の授業時間となるという事です。何かちょっとお得感感じますよね。

大体はこのc.t.ですが、時々s.t.(sine tempore)といってシラバスに乗っている定刻通りに授業が始まる場合もあります。つまり、10:00-12:00なら、10:00-11:30という訳ですね。
私が今受けている授業では、18:00-20:00という夜遅めのものがその形態です。先生がそれを選んだ理由は「夜遅いし早く帰りたいから」というものでした(笑) 
ですよね!人間、誰しも早く家でゆっくりしたいですよね!

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次に驚いたのは、授業の終了時です。
ドイツでは講義が終了すると、生徒が机を拳で何度も叩きます。これは講義をして下さった先生への感謝を表す拍手代わりの行動なのです。何故普通に拍手をしないのかは分かりませんが、これはとても素敵な慣習だと思います。日本では授業が終わっても先生に何ら感謝の意を示しませんから。ある意味、ドイツの方が先生を敬い勉学を大事にしているように思えます。授業中に寝ている人なんて、全くいませんしね(苦笑)
今度バディに拍手をしない理由を聞いてみようかと思うので、理由が分かったらまたここに書きます。

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講堂です。

最後は、学生証の重要性です。
日本でも生徒の身分を証明するものとしてそれなりに重要ではありますが、ドイツではそれの比ではありません。
生徒証の学生番号で授業登録をする、というのはまあ日本でもありますが、ドイツではメンザでこれが大活躍します。

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バイロイト大学では、生徒証に特別な機械でお金を入れ、それを使って支払いをします。要するにチャージですね。こうすることで自分が生徒であることを証明し、生徒料金でメンザのご飯を食べることが出来るのです。

ここには二つのメンザがあって、古いのと新しいのがあります。古いメンザは安いがあまりおいしくなく、新しいメンザは少し高めでおいしい、というのが、バイロイト大学に在籍している日本人留学生の大体のイメージです。

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私はほかの大学のご飯を食べたことがないのでよく分かりませんが、ここのは美味しい方だと思います。ただし、当たりはずれはありますけどね(笑)

古いメンザでは、午後にコーヒーブレイクが出来る時間があって、ケーキと温かい飲み物のセットで1.6ユーロというかなりお得なサービスもあります。

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その他にも、前述したとおり、この生徒証を提示すればバイロイト市内のバスに無料で乗り放題です。バイロイトにも一度は行っておくべき素敵な場所はたくさんあるので、この制度はありがたいです。

とりあえず、大きな発見はこれくらいでしょうか。まだまだ使ったことのない施設もたくさんあると思うので、これからどんな驚きが待ち受けているか楽しみです。

最後に、多分書く機会がもうないと思うので、ニュルンベルクの写真も載せておきます。

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文化博物館です。でかくて広いです。

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カイザーブルク。現在のドイツ・フランス・イタリアのもととなるフランク王国を作り上げた「ヨーロッパの父」カール大帝が居住していたといわれる由緒正しき城です。

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では、今回はここで締めます。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

追伸:ご飯の画像がちょっと比率おかしいですが、もう直すの面倒なので(笑)そのままにします。

T.Y 2016.11.1 20:33

上智大学ドイツ語学科学生チーム

上智大学外国語学部ドイツ語学科在籍中の大学3年生(2019年4月現在)。2018年夏学期〜2019年夏学期 までドイツ各地に留学中。
真野 萌(Bonn)
大橋 ふみな(Heidelberg)
磯貝 理津子(Freiburg)

上智大学ドイツ語学科学生チーム