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『ハンナ・アーレント』の監督&主演で贈る、母と娘の感動ミステリー

『ハンナ・アーレント』の名匠マルガレーテ・フォン・トロッタ監督と主演のバルバラ・スコヴァが再び手を組んだ、オペラとジャズで彩られた母と娘のミステリー、『生きうつしのプリマ』が7月16日(土)より全国順次公開する。

舞台はドイツとニューヨーク、水と緑の都の美しい風景と、壮麗なアーチに飾られたMETやセントラルパークが広がる。

スコヴァが一人二役で挑むのは、秘密を抱えたカタリーナとエヴェリン。母の謎に迫るゾフィには、『帰ってきたヒトラー』のカッチャ・リーマン。そろそろ落ち着くべき年頃なのに、仕事も恋もうまくいかず、さらに母のもう一つの顔と向き合うことになる悩めるゾフィを洒落たユーモアを添えて演じ、女性たちの共感を呼ぶ。

愛し合っていたはずの亡き妻に「復讐される」と口走る父、母の墓に供えられる贈り主不明の花束、記憶を失くしたカタリーナの母親が隠す古い写真──数々の謎が解き明かされ、母の真実の姿が現れる時、まるで霧が晴れるかのように、自分の道を見つけるゾフィ。欠点やあやまち、行き違いや不運も含めて、それこそが人生の味わい。生きることを愛する術を教えてくれる、感動のミステリー。

©2015 Concorde Filmverleih / Jane Betke

©2015 Concorde Filmverleih / Jane Betke

〈STORY〉

「話があるんだ」と思いつめた声で父から呼び出されたゾフィは、ネットのニュースを見せられて唖然とする。そこには、1年前に亡くなった最愛の母エヴェリンに生き写しの女性が映っていた。彼女の名はカタリーナ、メトロポリタン・オペラで歌う著名なプリマドンナで、同じ歌手でもドイツの名もないクラブをクビになったばかりのゾフィとは住む世界の違うスターだ。父はどうしても彼女のことが知りたいと、ゾフィを強引にニューヨークへと送り出す。気まぐれでミステリアスなカタリーナに振り回されながら、彼女と母の関係を探るゾフィ。どうやら母には、家族の知らないもう一つの顔があったらしい──。

 

予告編

『生きうつしのプリマ』公式HP

 

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