ヘルネ・ヴェスト
チャンピオンズリーグはグループステージ第4節が行われ、メンヒェングラートバッハはホームで昨年CL準優勝のユベントスと1対1で引き分け。
ヴォルフスブルクは敵地でPSVアイントホーフェンに2対0で敗北。
レバークーゼンは敵地でローマと対戦して、2点差を追い付いたものの最後に失点し3対2で惜敗。
バイエルンはホームで前節敗れたアーセナルに5対1と大勝して雪辱。
グループステージも残り2試合。
本戦出場を決めるクラブも出始める中、ブンデス組はグループBのヴォルフスブルクが2位と同ポイントの3位、グループDのメングラが未勝利で2位と6ポイント差の最下位、レバークーゼンが2位と1ポイント差の3位、ミュンヘンが同ポイントながらリーグ1の得失点差で首位。
ヴォルフスブルクとレバークーゼンは最終戦までもつれ込み、メングラは次節が正念場。
バイエルンも次節に決めそうですニャ=^_^=
ヨーロッパリーグもグループステージ第4節。
グループCで好調を維持するドルトムントはホームで4対0とガバラに圧勝して早々と決勝トーナメント進出を決定。
前節アゼルバイジャンでの試合でビザが発給されず欠場したムヒタリアン選手はモチロン出場して後半70分にゴール!
この試合で、ドルトムントはエースのロイス選手が負傷交代。
香川選手は出番無し。
丸岡選手はベンチ外。
グループKのシャルケは敵地でスパルタ・プラハと1対1で引き分け首位を堅持。
ただこの試合、ブンデスリーガ第11節でキャプテンのヘヴェデス選手が右手を骨折したため欠場。
今後に響きそう・・・
内田選手はベンチ外。
グループLのアウグスブルクはホームでAZアルクマールと対戦、パラグアイ代表ボバディジャ選手のハットトリックなどでアウグスブルクが4対1で圧勝。
これでアウグスブルクは同ポイントながら最下位から2位に浮上。
女子ブンデスリーガは女子DFBポカールの為お休みだったけど、第7節の最終試合が月曜日に行われたため、その結果をリポート。
話題はモチロン、なでしこジャパンの安藤選手の復活。
エッセン入りした安藤選手は、後半66分から出場しチームの勝利に貢献!
フランクフルトの大儀見選手は岩渕選手のバイエルンとの対戦。
「リーハビリ中」の岩渕選手との日本人対決はおあずけ。
試合は0対1でフランクフルトがホームで敗北。
ここまでほぼフル出場を続けてきた大儀見選手は今季最短の後半78分に交代。
得点が待たれる・・・
女子ブンデスリーガ チームと都市(2015-16シーズン)
(地図をクリックして詳細を表示)
女子DFBポカール3回戦ではうれしいニュースが。
リーグで復活を果たしたエッセンの安藤選手が、前ポカール女王ヴォルフスブルクとの試合で後半83分に一時同点に追い付くゴールを決める!
試合は負けてしまったけど、改めて安藤選手の技術の高さを実感。
リーグ戦で大暴れしそう・・・
永里選手のポツダムはホッフェンハイムに4対0で圧勝。
永里選手は欠場中。
岩渕選手のバイエルンは大儀見選手のフランクフルトと対戦。
試合は2対0でバイエルンが勝利。
岩渕選手は欠場。
大儀見選手は先発フル出場。
これで女子DFBポカールはベストエイトが決定。
・イェーナ
・ヴォルフスブルク
・1.FC リュバルス(2部)
・ポツダム
・ザンド
・バイエルン
・ブレーメン
・フライブルク
ブンデスリーガ第12節、今節注目は何と言ってもドルトムント対シャルケのルールダービー(Ruhrderby)!
ドイツ語では「地域」や「地区」を意味する「Revier(レヴィア)」を使ってレヴィアダービー(Revierderby)とも呼ばれるんだ。
共通の条件を持つもの同士の戦いがダービー。
「地域」で括るダービーなら、ハンブルクとブレーメンのノルト・ダービーなど色々あるのに、ましてやドルトムントとシャルケのあるノルトライン=ヴェストファーレン州には現在レバークーゼン、ケルン、メンヒェングラートバッハと多くのクラブが集中。
そんな中、ドルトムントとシャルケの試合を特にそう言うのはニャんでだろう・・・?
その始まりは、1947年5月18日に行われた試合で当時圧倒的な強さを誇っていたシャルケが当時格下のドルトムントに敗れ、ドルトムントがリーグ優勝を決めたことから対抗意識が芽生えたんだ。
その後サポーター同士の敵対心は「相手がやるならこちらも!」とエスカレート。
現在に至っているんだ。
過激とも言える両サポーターの行動は自分たちのクラブを愛するが上に留まる所を知らない。
相手クラブの名前を口にすることにすら嫌悪感を抱き、例えばドルトムントファンはシャルケのことを「ヘルネ・ヴェスト(Herne West)」と呼ぶんだ。
これはシャルケの本拠地ゲルゼンキルヒェンとドルトムントの間にある町「ヘルネ(Herne)」の西部にシャルケの最初のスタジアムが昔あって、今でもその場所を引き合いにシャルケのことを「ヘルネの西」と呼んでるんだって=^_^;=
また、シャルケの内田選手はドルトムントカラーの黄色と黒のスパイクを履かないように指示されてるという・・・
関係者以外には滑稽ともとれるこの徹底ぶり、でも当事者同士は必死!
ここまで通算31勝30敗25引き分けでドルトムントが1勝リード。
今節も試合前から熱い熱い・・・
この試合、ドルトムントはエースのロイス選手、シャルケはキャプテンのヘヴェデス選手が共にケガで欠場。
先制したのはホームのドルトムント。
前半30分に香川選手が強烈なヘディングシュート!
しかしシャルケはその3分後フンテラール選手のゴールですぐに追い付く。
そして前半終了間際の43分にギンター選手がゴールを決め前半をドルトムントリードで折り返し。
後半に入ってすぐの47分、オーバメヤン選手がゴールを決めドルトムントが2点差を付けるも、71分にフンテラール選手がこの試合2点目のゴールでシャルケが1点差に詰め寄る。
ルールダービーの名に恥じぬ白熱した試合は結局ホームのドルトムントが勝利。
香川選手は先発フル出場。
丸岡選手はベンチ外。
シャルケの内田選手はベンチ外。
香川選手③
酒井宏樹選手と清武選手のハノーファは原口選手のヘルタと対戦。
試合はヘルタがコートジボワール代表カルー選手のハットトリックで勝利。
原口選手は先制点をアシスト♪
清武選手は後半70分にエルフメーターを決めて2試合連続得点!
宏樹選手、清武選手、そして原口選手の日本人選手全員先発フル出場。
清武選手③
長澤選手と大迫選手のケルンは敵地でレバークーゼンと対戦。
試合はケルンが1対2で勝利!
大迫選手は先発して後半アディショナルタイム91分に交代。
長澤選手は出番無し。
首位を走るバイエルンはホームでシュトゥットガルトと対戦。
試合はロッベン選手、コスタ選手、レヴァンドフスキ選手、ミュラー選手のゴールで4対0の勝利。
この試合の後半59分、ドイツ代表DFバドシュトゥバー選手が久しぶりにピッチに戻ったんだ。
今年の4月、バイエルンが昨シーズンの優勝に王手をかけた試合でバドシュトゥバー選手の長期離脱が発表される。
シーズン途中にこれまた長期離脱から復活したばかりだっただけに、本人もファンもみんな落胆。(⇒「残り試合と勝ち点」)
でも強い精神力と並外れた体力で今回の復活となり、みんながバドシュトゥバー選手の帰還を喜んだニャ=^_^=
武藤選手のマインツはホームでヴォルフスブルクと対戦。
試合はマインツが2対0で勝利。
武藤選手は先発フル出場して、2点目をアシスト。
長谷部選手のフランクフルトは敵地でホッフェンハイムと対戦。
試合は2試合連続のスコアレスドロードロー。
昨シーズンの得点王マイヤー選手がいるものの、マークがきつくなかなか得点できないフランクフルトがガンバの宇佐美選手に興味を持ってるという噂が・・・
再びドイツでその勇姿が見られるか!?
酒井高徳選手のハンブルクは敵地でダルムシュタットと対戦。
試合は1対1で引き分け。
高徳選手は今季初の先発フル出場♪
今日の「きまぐれTrikot(トリコー)」はこちら♪
ドルトムントのユニフォーム。
「Evonik(エヴォニック)」はドイツのエッセンに本社を置くエボニックインダストリーズAG社で、スペシャリティケミカルの分野で世界をリードしているんだ。
日本にもエボニックジャパン株式会社があって、日独間の産学連携を促進することと優れた日本の若手研究者の支援を目的として創設されたドイツ・イノヴェーションアワード(German Innovation Award)に共催企業の1社として参加してるんだ。
やっぱりスポンサーのエボニックの社員さんはみんなドルトムントのファン?
もしシャルケのファンだったりしたら大変だぁ!=^_^;=
情報源:
ブンデスリーガ公式日本語ウェブサイト bundesliga.com/jp
欧州サッカー公式ウェブサイト UEFA.com
DFB(ドイツサッカー連盟)ウェブサイト dfb.de
ブンデスリーガ チームと都市(2015-16シーズン)
(地図をクリックして詳細を表示)
(09. November 2015)
「ドイツ大使館ネコのきまぐれブログ・アーカイブ」 ⇒ http://nekoblog-yg-japan-archive.blogspot.jp