史上初！開幕9連勝｜ドイツ大使館 − Young Germany Japan

ⒸGerman Embassy Tokyo

史上初！開幕9連勝

2015年10月19日

ⒸUEFA

先週は各地でUEFA欧州選手権（ユーロ2016）予選のグループリーグ最後の2試合が行われたんだ。
各組が続々と本戦出場チームが名乗りを上げる中、D組のドイツ代表は9月8日のアイルランド代表戦で、勝つか引き分けで本線出場が決まるはずだった・・・
ホームアンドアウェイ形式で行われるこの予選。
昨年シャルケの本拠地フェルティンス・アレーナでの試合では、アディショナルタイムにアイルランドに追い付かれ引き分けとなり、ドイツとしてはかなり残念な結果に。
借りを返さんとばかりに敵地ダブリンに乗り込んでの試合、ドイツは果敢に攻めるもアイルランドの鉄壁の守りになかなか点数が奪えない。
ミュラー選手（バイエルン）やゲッツェ選手（バイエルン）、ロイス選手（ドルトムント）がテクニカルなリターンやパスを披露、ギュンドアン選手（ドルトムント）やエジル選手（アーセナル）に渡るもなかなか決まらない。
特に前半19分のミュラー選手からエジル選手へ渡ったボールがゴールネットを揺らしたのは惜しくもオフサイドで得点にならず非常に残念！
前半35分にはゲッツェ選手が負傷してシュールレ選手（ヴォルフスブルク）を投入するアクシデント。
アイルランドも前半43分、GKのギヴン選手（ストーク・シティ）が負傷してランドルフ選手（ウェストハム・ユナイテッド）と交代。

試合が動いたのは後半70分。
ゴール前に転がってきたボールを前方にいる選手目がけて絶妙なボールを蹴り出したのは途中出場のアイルランドGKランドルフ選手。
ロングボールを受けたロング選手（サウサンプトン）は丁度このプレーの5分前に投入されたばかり。
スタミナ十分の猛スピードでボアテング選手（バイエルン）、ヘクター選手（ケルン）、フンメルス選手（ドルトムント）を置き去りにしてノイアー選手（バイエルン）が守るドイツゴールのネットを揺らす！
試合はこのまま1対0でアイルランドがドイツに勝利し、勝ち点3をゲット。
ポーランドが引き分けアイルランドはポーランドと勝ち点18で並ぶ。

◆◆◆

勝ち点19のドイツ代表は予選最終節、ライプツィヒのレッドブル・アレーナ（ツェントラールシュタディオン）でジョージア代表と対戦。
ドイツは引き続き勝つか引き分けで本戦出場決定。
もしドイツが負けてポーランドとアイルランドが引き分けると3チームが勝ち点19で並び、この場合3チーム同士の対戦の勝ち点で順位が決まるので・・・
ドイツがポーランドとアイルランド相手に奪った勝ち点は「4」
ポーランドがドイツとアイルランド相手に奪った勝ち点は「5」
アイルランドがドイツとポーランド相手に奪った勝ち点は「6」
となり、ポーランドとアイルランドが本線出場を決めてしまう。
ポーランドとアイルランドの試合で勝負がついた時は、ドイツは負けても2位で本戦出場が決まる・・・
試合は序盤からドイツが優勢。
ロイス選手を軸にエジル選手がうまくボールを繋ぐもなかなか相手ゴールネットを揺らせない。
何かアイルランド戦を彷彿、嫌〜ニャ予感が・・・
前半を0対0で折り返し後半50分、相手ペナルティエリアでエジル選手が倒されエルフメーターをゲットし、ミュラー選手が慎重に決めてドイツ先制！
でもその直後の53分、先制点を与えるきっかけとなったエジル選手を倒したジョージア代表キャプテンのカンカヴァ選手（スタッド・ランス）が鋭いボレーシュートを決めてジョージアが同点に！
その後もドイツが再三攻めるも相手GKレヴィシュヴィリ選手（モルドヴィア・サランスク）の好セーブに阻まれる。
ドイツは76分にシュールレ選手に代えてクルーゼ選手（ヴォルフスブルク）を投入。
するとこの3分後、エジル選手からの絶妙なパスをクルーゼ選手がダイレクトにヒット、貴重な勝ち越し点をゲット。
結局これが決勝点となりドイツがD組1位通過決定！

ⒸGerman Embassy Tokyo

それにしてもグループリーグでここまで苦戦するとは・・・=^_^;=

ⒸUEFA

UEFA女子チャンピオンズリーグは世界最古の女子クラブチーム国際大会。
各国の出場枠は男子同様国別ランキングに応じて決められてドイツは通常リーグ上位2チームが出場可能。
そして前年度優勝チームにも出場権が与えられるため、前年度リーグ3位のフランクフルトも出場。
ということで今季はバイエルン、ヴォルフスブルク、フランクフルトの3チームが参戦。
10月7日〜8日、10月14日〜15日に本戦1回戦がホームアンドアウェイで行われ、バイエルンはオランダのFCトゥウェンテと1対1、2対2で2分け。
バイエルンはホームゲームで2点を取られた為まさかの敗退決定・・・

大儀見選手のフランクフルトはベルギーのスタンダール・リエージュに0対2、6対0と2連勝しベスト16。
大儀見選手は両試合とも先発フル出場し、2戦目は後半68分にチーム4点目のゴール。

ヴォルフスブルクはセルビアのZFKスパルタク・ズラティボール・ヴォーダと0対0、4対0で1勝1分けとし、こちらもベスト16。

女子ブンデスリーガ第5節はここまで無敗の大儀見選手が所属するフランクフルトが今季初黒星。
バイエルンは、負けはしなかったもののまさかの引き分け・・・

ⒸGerman Embassy Tokyo

第6節、フランクフルトの大儀見選手は先発フル出場するもチームは引き分け。
バイエルンはフライブルクに勝利し首位を守ったニャ=^_^=

ⒸGerman Embassy Tokyo

女子ブンデスリーガ　チームと都市（2015-16シーズン）

ⒸGerman Embassy Tokyo

（地図をクリックして詳細を表示）

男子ブンデスリーガは第9節。
ここまで8戦8勝と絶好調のバイエルン。
先日のユーロ2016予選で内転筋を負傷し途中退場したゲッツェ選手が、今季前半戦の出場が絶望的と報道。
何か嫌な予感・・・
そして今節の相手ブレーメンは現在4連敗中だけどチーム史上まだ5連敗を喫したことが無い。
これまた嫌な予感・・・
そしてブンデスリーガ史上、まだ開幕9連勝を飾ったチームはいない。
ん〜・・・
しかし、そんな過去の統計は今のバイエルンには、たとえアウェイ戦であろうと不要。
試合は前半23分、ティアゴ選手からのボールにミュラー選手が見事に反応しバイエルンが先制点をあげると、その後はノイアー選手が好セーブ連発で、得点は今季最少の1点だったけど勝利！
これでバイエルンはブンデス史上初の開幕9連勝♪
逆にブレーメンはチーム史上初の5連敗。

今季見事にドルトムントを復活させたトゥヘル監督が、かつて指揮をとったマインツに登場。
日本代表のマインツ武藤選手もドルトムント香川選手も揃って先発。
試合は前半18分にロイス選手、後半82分にムヒタリアン選手がいずれもオーバメヤン選手のアシストで得点。
注目の日本代表対決は武藤選手がチャンスを決められず両選手とも無得点。
試合はドルトムントが0対2で勝利。

武藤選手と香川選手は共に先発して後半83分に交代。
先日3部のチームとの練習でゴールを決めたドルトムントの丸岡選手はベンチ外。早く1部でその勇姿を見たいニャ〜=^_^=

酒井高徳選手のハンブルクはレバークーゼンと対戦。
試合はスコアレスドロー。

高徳選手は出番無し。

内田選手のシャルケは原口選手のヘルタと対戦。
試合は前半、ドイツ代表ヘヴェデス選手のゴールでシャルケが先制。
後半、ヘルタが追い付くも試合終了間際のアディショナルタイム92分にマックス・マイヤー選手がゴールを決めてシャルケが劇的勝利♪

内田選手はベンチ外。
原口選手は先発して後半81分に交代。

長谷部選手のフランクフルトはメンヒェングラートバッハと対戦。
今季チャンピオンズリーグにも参戦しているメングラは開幕からまさかの5連敗。
でも、ようやく目覚めたのか第6節から3連勝。
今節もアウェイながら大量5点を奪い勝利し、これで4連勝と借金返済まであと1つに迫ったニャ=^_^=

休養のためベンチ入りさせなかった長谷部選手の穴がフランクフルトにとっては仇に・・・

長澤選手と大迫選手のケルンは酒井宏樹選手と清武選手のハノーファと対戦。
試合はハノーファが1点を守り切り勝利し、とりあえず降格圏内から脱出♪

長澤選手はベンチ外。
大迫選手は先発して後半49分にイエロー、75分に交代。
宏樹選手は後半から出場。
清武選手は先発フル出場。

今日の「きまぐれTrikot（トリコー）」はこちら♪