YOUNG GERMANYがリニューアルされて最初のネコブログは宮城県岩沼市で行われた「第2回千年希望の丘植樹祭」の記事。（⇒「気持ちを植える」）
ヘルツベルク公使をはじめ大使館職員さんがこの植樹祭に参加したんだ。

そして先日、1年ぶりに岩沼市を訪問。
仙台空港から程近いその場所は、早朝だけに人影は無し。
でも近くでは開発の為か大型ダンプが忙しそうに出入りを繰り返す。

慰霊碑の鐘の音がよく響く。

黙祷。

慰霊碑の向こうに広がる小高い丘に植樹した苗木が植わっている。
苗木はしっかりと根付きその成長は一目瞭然。
長い歳月をかけてこれからこの土地を守る大木に成長していく・・・
計画が途中で頓挫するような災害が起きないことをただただ願う。

今回は常磐自動車道を使って宮城県入り。
昭和41年に計画が始まって49年目の今年3月1日に常磐富岡ICと浪江ICが開通して常磐自動車道は遂に全線開通。
そして仙台東部道路と接続してとても便利に。
大使館から仙台空港まで、東北自動車道を利用するよりも距離的には短いですニャ=^_^=

『赤い靴』や『しゃぼん玉』の詩で有名な野口雨情出身の中郷SAでは赤とんぼが舞ってました♪

常磐自動車道を走るとやはり意識せざるを得ないのが福島の原発。
途中遠くに、福島第1原発を見ることもできます。

自動車道から原発の被害に遭われたと思われる地域を見下ろすと、そこに人影は無く、田んぼにはこの時期青々と茂る稲の代わりに雑草が高く生い茂り現実を目の当たりに。
道路にはところどころに放射線モニターが設置されて数値が表示され、鳥の海PAには放射線モニターが設置。
「そして未来へ」と刻された碑の新しさが、これからも続く復興がまだ始まったばかりという印象を感じさせる。

(22. August 2015)

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