バイエルン4連覇なるか!?
いよいよ待ちに待ったブンデスリーガ2015-16シーズンが開幕!
今シーズンの注目は何と言ってもバイエルンの4連覇。
ブンデスリーガ過去52シーズンで、今までどのチームも4連覇を成し得たことが無かったこの偉大な記録に、バイエルンは4度目の挑戦。
最初の挑戦(1974-75)はメンヒェングラートバッハが優勝して(その後3連覇を果たした最初のシーズン)バイエルンは10位。
2度目の挑戦(1987-88)は勝ち星は同数だったけどブレーメンに次いで2位。
3度目の2001-02シーズンは混戦を勝ち抜いたドルトムントが優勝、バイエルンは勝ち点2差の3位。
2度あることは3度あった訳で、4度目の正直となるか!?
シーズンオフで一番ビックリしたのは、やっぱりドイツ代表キャプテンでバイエルンのシュヴァインシュタイガー選手のマンチェスター・ユナイテッドへの移籍。
何か精神的支柱がドイツからいなくなった感じで寂しい・・・
新天地で新しいユニフォームに袖を通した笑顔のシュヴァイニー、「似合わん・・・=T_T=」。
大きな穴が開いてしまったバイエルンは積極的に動き、ドネツクからブラジル代表のコスタ選手、ユベントスからチリ代表のビダル選手と世界クラスの補強に成功。
昨年苦しんだドルトムントは初のアジアツアーを実施。
日本にも来日してドルトムント旋風を巻き起こしたニャ=^_^=(⇒「ここに来られてボクも光栄です!」)
トゥヘル監督になってドルトムントは2部に降格したフライブルクからスイス代表GKビュルキ選手を獲得、守備力アップで巻き返しを狙う。
日本人選手では、日本人ブンデスリーガ最多得点記録を更新するなど大活躍したマインツの岡崎選手がレスター・シティに移籍。
その後を受けてマインツには、若き日本代表の武藤選手が新加入。
そして酒井高徳選手がシュトゥットガルトからハンブルクへ移籍。古豪復活なるか!?
開幕に先駆けて8月1日に行われたブンデスリーガとDFBポカールの優勝チームが戦うスーパーカップ。
昨年までは3年連続でバイエルン対ドルトムントという同カード。
今年はブンデスリーガマイスターのバイエルンは変わらず、対するDFBポカール王者はヴォルフスブルクが登場。
バイエルンは昨年、一昨年と連続して敗れているだけに「3度目の正直」を目指す。
試合は後半にロッベン選手が得点してバイエルンが先制するも、試合終了間際にヴォルフスブルクがベントナー選手のゴールで同点。
延長戦が無くいきなりのPK戦は結局5対4でヴォルフスブルクが初優勝。
バイエルンにとっては「2度あることは3度・・・」となってしまった。
でもその後の8月4日から行われた2年に1度のアウディカップでは、ACミランとレアル・マドリードを倒し見事優勝♪
ヨーロッパリーグは予選リーグが早くも始まり、予選3回戦にドルトムントが登場。
7月30日と8月6日に試合が行われオーストリアのヴォルフスベルガーを破りプレーオフ進出決定。
8月20日にノルウェーのオッド・グレンランドと対戦。
そして8月7日にはDFBポカール1回戦が開幕と、なかなか忙しい!(⇒「DFBポカール開幕」)
ブンデスリーガ53回目のシーズンは4連覇を目指すバイエルンと古豪復活を目指すハンブルクで開幕。
試合は前半27分にセットプレーからのベナティア選手のゴールでバイエルンが先制。
後半に入るとレヴァンドフスキ選手、ミュラー選手が2発、そして今季から加入したコスタ選手が相手ミスからのボールを鮮やかに決めてバイエルンが5対0で快勝。
4連覇に向けて順調な滑り出し。
今季からハンブルクに移籍した高徳選手はこの試合出番無し。
1981-82シーズン以来の昇格を果たしたダルムシュタットは酒井宏樹選手と清武選手のハノーファと対戦。
試合はシーソーゲームでダルムシュタットが常に先行。
しかし後半62分にオウンゴールで同点を許し試合は引き分け。
宏樹選手は出番無し。
清武選手はベンチ外。
武藤選手が加入したマインツは1部初昇格を果たしたインゴルシュタットと対戦。
試合は1対0でインゴルシュタットが敵地ながら見事1部初勝利!
武藤選手は後半78分から出場。
細貝選手と原口選手のヘルタはアウグスブルクと対戦。
試合はこちらも敵地でヘルタが勝利!
細貝選手はベンチ外。
原口選手は後半74分から出場。
内田選手のシャルケはブレーメンと対戦。
試合はこれまたアウェーのシャルケが勝利!
内田選手はベンチ外。
香川選手と丸岡選手のドルトムントはメンヒェングラートバッハと対戦。
試合はドルトムントが4対0で快勝!
香川選手は先発して後半85分に交代。
丸岡選手はベンチ外。
長谷部選手と乾選手のフランクフルトは「ホームでめっぽう強い」昨季DFBポカール王者のヴォルフスブルクと対戦。
昨季ホームで無敗のヴォルフスブルクは2対1で接戦を制す。
それにしてもヴォルフスブルクはホームで強い!
長谷部選手と乾選手は共に先発して長谷部選手はフル出場、乾選手は前半で交代。
長澤選手と大迫選手のケルンは敵地でシュトゥットガルトと対戦。
今節最後の試合で大迫選手がやってくれました!
後半54分から出場して試合終了直前の92分に日本人選手の今季初ゴール!
チームも敵地ながら1対3で勝利。
長澤選手はベンチ外。
大迫選手①
さて、今シーズンは「きまぐれTrikot(トリコー)」と題して各チームのユニフォームに注目してみるニャ=^_^=
第1回目はこちら♪
バイエルン・ミュンヘンのユニフォーム。
胸にでっかく「T」の文字が。
これはボンに本社がある電気通信事業者のドイツテレコムのマーク。
旧西ドイツのブンデスポスト(Deutsche Bundespost)が1989年に分割されてドイツ国営電信電話会社(Deutsche Bundespost Telekom)となって、1995年に民営化されたんだ。
欧州最大の固定系電気通信事業者で、「Telekom」として欧州ではとっても有名ニャんだ=^_^=
情報源:
ブンデスリーガ公式日本語ウェブサイト bundesliga.com/jp
欧州サッカー公式ウェブサイト UEFA.com
ブンデスリーガ チームと都市(2015-16シーズン)
(地図をクリックして詳細を表示)
(17. August 2015)
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