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ドイツで七夕!屋外のお茶会「野点(のだて)」に行ってきました

浴衣姿の2人

ドイツで七夕!屋外のお茶会「野点(のだて)」に行ってきました

みなさんこんにちは!
ワーキングホリデー記事を執筆しているライターのwasabiです。

前回までの記事は主にワーキングホリデーの「ワーキング(仕事)」に重点を置いてお伝えしてきましたが、今回は私の「ホリデー(休暇)」について書いてみようと思います。

私は普段「TadaimaJapan」という訪日外国人向けに日本文化を紹介するウェブサイトでライターをしている関係で、ドイツで見つける日本文化の取材をする機会が多く、その度にどれだけ自分が日本文化をよく知らないかを痛感すると共に、もっと深く知りたい!という思いが強くなります。

先週末ベルリンにある日本茶カフェ「MACHA MACHA」で行われた七夕イベント"NODATE" (野点)に行って来たのもそんな自分の好奇心のため、そして何よりドイツで浴衣を着る機会があるということが嬉しくて友達を引き連れて遊びに行ってきました!

野点(のだて)とは簡単に言えば屋外でする茶道のことです。本来の茶室でする茶道よりも作法が簡略化されており、より気軽にお茶をたしなめることが野点の良いところとされています。ちょっとピクニック気分で、屋外好きなドイツ人にもぴったりです。

MACHA MACHAには素敵なテラスがあり、青空の下くつろぎながら自慢の抹茶と手作りの和菓子を一緒にいただきました。友達は初めての抹茶の苦さにちょっと驚いたようです。

野点風景、日本茶カフェMACHA MACHAにて。 お抹茶と手作りの和菓子 お茶の先生、あつこさん
この日は浴衣で来るとお店から特典がもらえるので、お客さんの多くが浴衣姿でとても華やかでした。一人すごくモダンな浴衣を着ている男性がいて、どこで手に入れたのかと聞いたら、なんとベッドシーツで自作したとのこと・・・!さすがクリエイティブ人口の高いベルリンです。私はこの日のために実家から浴衣を一式送ってもらいました。

人混みの多い花火大会に浴衣を着ていくのが嫌なので私の場合日本にいても意外と浴衣を着る機会がなかったのですが、ドイツで着ることができるとは思ってもみなかったので嬉しいです。

ドイツの日本食レストランや関連のお店ではよくこういう日本関連のイベントが開催されるので、ワーホリを使って日本食レストランで働こうと考えている人は日本から浴衣を持って来ることをおすすめします。日本で着ないからと思っても、こちらだと意外と着る機会に恵まれるかもしれません。

ところで今年は短冊に「楽しく健康な1年」と書きました。

自分でもなんてびっくりするくらいつまらないお願い事なのかと思いますが、他に欲しい物は全部自分でゲットするから大丈夫(笑)という強気な姿勢ということで。

みなさんはどんな七夕を過ごしましたか?

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wasabi

1991年7月1日生まれ東京出身。(本名:藤沢祐子)2014年獨協大学卒業後、新卒でフリーランスの日英翻訳家/ライターとして2015年春にベルリンに拠点を移して活動。現在は翻訳家・ライターとして各種メディアやブログを中心にドイツ移住情報やテクノロジーを使って楽しく生きる自身のノマドなライフスタイルやオピニオンを発信中。2016年2月にはTEDx Youth@Kobeへの登壇も果たし、自身のメッセージを国内外共に精力的に伝えている。

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