今日から7月、それまでは梅雨にもかかわらず暑い日が続きいずれ来る猛暑を心配していたのに今朝は雨。
激しい雨ではないものの、湿気とともにジメッと体を濡らす。
それは見た目の雨量よりもはるかに気分を重々しくしてしまう・・・

今朝のサッカー女子W杯準決勝アメリカ対ドイツの試合、職員さんたちは試合の経過を気にしながら、祈りながらの仕事。

会場のモントリオールにはたくさんのアメリカの応援団が。
無理も無いですね、お隣さんだもん・・・
前の試合のフランス戦も、フランスの応援が多かった。
それもそのはず、カナダではフランス語が公用語の地域もあるくらいで、フランスとのつながりが強いから・・・

試合開始直後はドイツがアメリカ陣内に攻め入り攻撃をしかけるも、その後は大方の予想に反してまたもや「攻撃のドイツ」が攻められる形に。
前の試合のフランス戦同様、ドイツ必死の守備。
アメリカがボールを奪ったり、ドイツをかわすたびにスタジアムは一層大きな声援に包まれる。
アウェーですニャ、完全に・・・=^_^;=

激しい戦いは、途中ゴール前の空中戦でドイツのポップ選手とアメリカのブライアン選手が頭を激しくぶつけて出血する場面も。
前半は決め手がなくスコアレスで後半へ。

だんだんアメリカ陣内で試合を進め始めたドイツは後半63分にペナルティエリア内での相手ファールでPKゲットの絶好のチャンス！
蹴るのはエース、シャシッチ選手。
冷静に蹴り出したボールは相手キーパーの逆方向へ！
しかし無常にもゴールの外へ・・・

だれもが先制点を信じてた矢先の、まさかの結果に呆然。

するとその4分後、こんどはドイツがペナルティエリアぎりぎりで相手を倒してしまい、今度はアメリカがPKゲットでドイツピンチ！

守護神アンゲラー選手に願いをかけて祈る、祈る、祈る！

ノーステップで相手を窺い蹴る瞬間に左に倒れるもボールは右へ。
アメリカ先制。

選手もスタジアムも狂喜乱舞。

ドイツ、がんばれ！
フランス戦も後半64分に先制されてから追いついたんだから！

でも、攻撃の手を緩めないアメリカの攻めに、焦りも加わりなかなかリズムがつかめないドイツ。
流れを変えたいドイツは77分にミッターク選手に代わりマロツァン選手を投入。
これに対しアメリカは温存していたエース、ワンバック選手を投入して攻撃に拍車をかける。
すると84分に途中出場のアメリカ、オハラ選手にゴールを決められ万事休す。

残念で残念でたまらない・・・=T_T=

ⒸGerman Embassy Tokyo

(01. Juli 2015)

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