出発前が鍵!日本でできるワーホリ準備
みなさんこんにちは。
前回よりスタートしたこのワーホリ記事ですが、今回はワーホリの最初の一歩である「事前準備」について書きたいと思います。
実際に私がベルリンに来てみて思うことは、ワーホリするにあたって日本からの準備が一番重要だということです。
もちろん、ワーホリに求めるものはひとそれぞれ。あまり準備をせずにサバイバルゲーム感覚を楽しみたいとか、流されるままあえて目的を決めずに現地で出会うものや人に感化されたいというチャレンジ精神のある人も多くいることでしょう。
でも、私はこのワーキングホリデービザを目的なく使うのはちょっともったいない気がします。
なぜならこのビザは1年間ドイツで、労働時間の制約もなく他のドイツ人と同じように暮らす事ができるビザだからです。
実はこの権利は非常に貴重で、他のビザでは受けにくい恩恵です。ドイツでやりたいと思っていることがある人にとってはとても有益ですよね。将来海外で働いて住みたいと思っている人はドイツでインターンシップをしてみるとか、現地のレストランや企業で働いてみたり、語学学校で語学を学ぶも良し、旅をするのも良いしアーティストとして勝負してみる等々可能性は無限大。
そうなった時に一番大切なのは事前リサーチです。自分がこのビザの特権を利用して何ができるかを考えて最大に利用するためには情報収集が必須です。例えば仕事探し。これは日本にいる間にインターネットで探す事ができます。
ドイツに来てから仕事を探すとしてもおそらく同じ手段を使うことになるので、できれば日本にいる間からどんな職種があって、どんな募集をしていてどんな勤務形態が多いのかなどをあらかじめ知っておく事は大いに役立ちます。
私は日本にいるときから「indeed」や日本語の情報サイト「MixB」で仕事の情報等に目を通すようにしていました。ここから実際に仕事へ応募はしませんでしたが求人を眺めているだけで給与の相場が分かって来て、ベルリンがどのくらいの生活水準なのかイメージしやすくなりました。
そしてもう一つ重要なのが住居探しです。
私の住んでいるベルリンは住居が不足ぎみで競争率が高く、ドイツ人でさえ家を探すのは時に困難だと言われています。
この住居探しについては現地に行ってからでないとできないと思う方が多いかもしれませんが、実はそんなこともありません。
これもまた「MixB」や「WG-Gesucht」などのサイトで探すことができます。これらのサイトでは不動産屋ではなく個人が部屋を又貸し、またはフラットシェアしているケースが多く、またドイツでは一般的です。
実の私もこの方法でドイツに行く前に住居を探して確保しました。
ちょっと特殊なケースかもしれませんがスカイプで大家さんと面接をし、スカイプ上で部屋を見せてもらって部屋を決めたんですよ。テクノロジーに感謝!
ロケーション、広さ、周辺環境などどれをとってもお気に入りの部屋です。
ただ、ベルリンの住宅事情が枯渇状態なのを逆手に取って家賃をだまし取る詐欺なども多く横行しているのでインターネットでのやりとりに慣れていない人にとってはこの方法はなかなかリスクが高いかもしれません。でも契約を決めなくともどんな家がどのくらいの家賃なのかという相場を知っておくだけでも現地で家を探す場合に安心できます。
ベルリンは1年間などの長期で部屋を探す事が難しく、1ヶ月や3ヶ月単位で家主がいない間だけ家を又貸しするケースが多く見受けられます。
せっかく入居してもまたすぐに次の家を見つけなければならないのはめんどうかもしれません。だからこそなるべく日本にいる間に自分のライフスタイルに合った家探しやリサーチをすることは現地についてからの貴重な時間を節約することになります。
日頃から情報に目を通して、気になる情報はすぐにブックマークするかURLをどこかにキープしておく。
これだけで出発前の準備が大いにはかどります。ワーホリはワーホリに行く前から始まっています!
せっかくの貴重な1年間、是非素敵なドイツ滞在をしてくださいね。
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【About “wasabi”】
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