ドイツ語で俳句
ドイツ総領事館に居候しているリョウちゃんからメールが届いたよ♪
今日の話題は・・・=^_^=
目に青葉
山ホトトギス
初鰹
(山口素堂)
日本語って母音と子音がはっきりしているから、5-7-5のリズムを取るのは簡単だけど、ドイツ語で5-7-5の音を取るのはなかなか大変。
そんなちょっと難しい、けど面白い、ドイツ語で俳句を読むコンテストが毎年開かれてるって知ってたかニャ?
その名も
「京都女子大学ドイツ語俳句コンテスト」。
今年でもう4回目を数えるこのコンテストに昨年は日本全国から300近い応募があったんだって。
昨年、金賞を取った井口舞香さん(慶應大学)の作品は、
Ein kalter Abend
golden glänzen Kastanien
im gekochten Reis
(寒い夕に、金色の栗、飯に輝く―リョウちゃん訳)
おいしそうな栗ご飯を食べる家族の風景が目に浮かんでくるよ。
今年の「ドイツ語俳句コンテスト」のテーマは「日常生活における一瞬・ひらめき」で、必ず夏の季語を入れること、そしてもちろんドイツ語で5-7-5のリズムを踏んでいること。
そして、このコンテストの参加資格は、日本の大学や高校に通う、ドイツ人じゃない学生の皆さん!
メールで応募ができるし、皆さん気軽にどんどん参加して欲しいニャン。
締め切りは9月30日だから、創作する時間はたっぷりあるよ。
これまでの作品や応募方法についてはここをチェック!
中々の力作揃いで、読むだけでも面白いよ♪
http://deutschehaikukyoto.com/
Guck, Papa
kleine Krabbe
auf mein Hand
(ねぇパパ、僕のおててに、カニさんが)
(22. Mai 2015)
「ドイツ大使館ネコのきまぐれブログ・アーカイブ」 ⇒ http://nekoblog-yg-japan-archive.blogspot.jp